値段はどうあれ、欲しくなるマンションがどんどん出てきて、エントリーが追いつかないキットキャットです。
買い手に厳しい世情ですが、人生のタイミングで家を買えるタイミングが今の方は、今買える物件を探さないといけないので、価格相場の変動を追うというよりも今ある売り物件の中で自分に合った物件と出会ってもらいたいと思いますので、幅広く探してみました
なお、今月の気になる物件は2LDKさんが既に今月の気になる物件を記事化されてたので、その記事で取り上げられていない物件の中で気になる物件を選んでみました!(2LDKさんの選出の物件も、ほんとは掲載したかったくらい良きです)
東西線沿線の大規模物件
(仮称)南砂駅前プロジェクト所在地 東京都江東区南砂3丁目11-118他(地名地番)
交通 東京メトロ東西線「南砂町」駅 徒歩1分
総戸数 396戸(他管理員室1戸、ゲストルーム1戸、パーティールーム1戸)
構造 鉄筋コンクリ-ト造一部、鉄骨造/地上15階建
完成時期 2026年6月下旬予定
引き渡し 2026年9月下旬予定
権利形態 所有権
敷地面積 9,794.02㎡
用途地域 第1種中高層住居専用地域
売主 株式会社ゴールドクレスト
施工会社 五洋建設株式会社東京建築支店
管理会社 株式会社ゴールドクレストコミュニティ
(仮称)南砂駅前プロジェクトは、東西線南砂町駅から「徒歩1分」という駅ちか物件、東西線の混み具合は確かにネックではありますが、それだけ人気路線なのだと思います。大手町・日本橋の再開発エリアにも直通するということで、今後も利用価値があると判断してくれる人が多そうな路線の駅徒歩1分の大規模物件ということで取り上げさせていただきます。
まだ、マンションの名称が「仮称」の段階ということで、情報がまだまだ出ていないのですが、その分早めに行動が移せる段階です。ゴールドクレストは港区、川崎市の物件のように長期販売するデベロッパーなので、第1期1次に検討できる時期からエントリーを始めておくべきかと思います。(同時に周辺中古も注目です)
直近ではリビオシティ南砂町ステーションサイドが販売されていた南砂町駅ですが、リビオが定期借地権であったのと異なり所有権物件であるということで、注目もしやすいのでは無いでしょうか。
周辺には大規模なマンションの供給が過去からあったエリアになるので中古マンションとの競合も厳しいところになりますので、これから発表される仕様・設備の内容に、力が入ってくれていると期待したいです。
そして何度かTwitterや記事で取り上げましたが、東西線の日本橋の再開発は出来上がりがほんとに楽しみなエリアでして、そこに直通出来る物件は何度かキットキャットは取り上げております
街づくりの三井の本拠地である日本橋。首都高の地下化も最初は「ほんとに出来るの?」なんて思っていましたが、地下化が実現できるようにドミノのように着々と周辺の整備が行わております。東急渋谷駅が地下化になった際は一晩で路線が切り替わりましたが、首都高はどうなるのか、この先が楽しみな街です
日本橋の再開発の様子
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) June 17, 2024
L字型の建物が、より存在感を主張します
グラマラスなカーブ pic.twitter.com/XNPo7dFmJc
日本橋の再開発、いつの間にか大きくなってきてた。まだ半分くらいの高さだとなると存在感すごいです pic.twitter.com/j2yPTnH2VS
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) May 21, 2024
以下は少し前の何も無い頃の映像
日本橋の周辺の再開発はまだまたこれから。
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) October 15, 2022
来年度には大手町、東京駅と日本橋駅が地下道でつながります🚃#ブログ用現地写真・映像#ルジェンテ上野黒門町 pic.twitter.com/inl83EPto0
日本橋再開発エリア
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) October 1, 2022
近隣に新築マンション出ていなく。
容積率緩和制度が無くなり、デベの広告通りほんとに供給無くなりました👀#ブログ用現地写真・映像 pic.twitter.com/N8mzduZPrT
日本橋の上にある首都高もいずれは・・・無くなるとなると感慨深いです
周辺の開発は首都高が地下に潜る前提で、そのルート上となる位置の建物は壊し空地とする一方で、周辺は高層化して容積率を融通し合う開発が行われています。数多くの空地空間が出来ることは確かではあるので、街の風景が一変するような開発は楽しみでしかありませんね
日本橋の再開発については同じ東西線の物件で取り上げております。予算帯が異なるかと思いますが、注目の東西線沿線物件としてチェックして見てください
環境に配慮した未来志向の低層マンション
ザ・ライオンズ世田谷八幡山売主 :株式会社大京
施工会社 :株式会社穴吹工務店
構造/規模: 鉄筋コンクリート造/地上3階
予定戸数 :52戸
地名地番 :東京都世田谷区八幡山3-244-3ほか
住居表示 :東京都世田谷区八幡山3-29
交通 :京王線八幡山駅徒歩3分
ザ・ライオンズ世田谷八幡山は、京王線沿線ということで、あまり注目度が高まらないかもしれませんが、建物のコンセプト、仕様、外観が素敵だったので気になりました
低層住宅の見本となるような、横のラインをきれいデザインされた外観に加えて、今回の物件が国土交通省のサステナブル建築物等先導事業に採択されていることで、環境に配慮された実用的な意匠を取り入れているのが、これからの物件としてふさわしい内容だと、キットキャットは評価したいです。
このようなマンションを作れるデベロッパーであることは、今後長期で保有するマンションを選ぶ上で、大事なことだと思います。「とりあえず売れれば良い」というマンションは、結局値段で勝負されてしまい、中古市場でも評価されていきません。中古市場の価格高騰が叫ばれていますが、名の無いようなブランドマンションはそこまで値上がっていない。マンションそのものと共にブランドを買うということが、高い買い物だからこそ当てはまるのだと思う。そのブランドにとってフラッグシップマンションがきちんとあるかは大事な要素になりそう、と今回のプロジェクトで思いました。
国土交通省 令和5年度第1回
サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型) 採択プロジェクト
https://www.kenken.go.jp/shouco2/pdf/ppt/R5-1/13saitaku.pdf
空気の循環と光の有効活用で環境に配慮した作りを目指しているようです。外廊下だからこその施策であると共に、このような配慮があると外廊下でもメリットを感じられそうです
玄関ドアは後から変更が出来ない共用部分であるからこそ、空気が流れる機能を付けたドアを用意したのは評価したいです。
そして、京王線が乗り入れる新宿駅は現在大規模再開発工事中。キットキャットも毎度訪れる度に、工事の進捗にワクワクしてくる現場です。
新宿駅西口の様子(2024年5月)小田急百貨店が完全に無くなり、工事用の通路となる大きな橋がかけられています。
工事のための専用の橋が出来るなんて、今だけの風景ですね
重い荷物を積んだトラックが通るということで、仮の橋とは思えない大きな橋です
新宿駅西口の再開発の工事の様子
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) June 10, 2024
工事のための大きな橋が出来てました
規模の大きさがだんだんわかってきますね pic.twitter.com/DW6ylvnaJa
小田急の敷地の再開発だけでも大規模でありながら、さらに京王百貨店の敷地も再開発されるということで、沿線の注目度も上がってくると思います。(デベロッパーの宣伝文句に必ず出てくるようになります)
新宿駅の再開発現場、工事のためだけの橋が出来上がりつつある
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) June 2, 2024
知らないうちに進んでしまうのが再開発ですね👀 pic.twitter.com/9am9raPEJw
新宿駅の再開発はこちらのブログでも取り上げておりますので、こちらもチェックしてみてください。
総括(選定理由など)
今回の気になるマンションは、沿線の再開発エリアで工事の進捗が進んで、より現実化してきたプロジェクトを取り上げてみました。不動産は出来て初めて気づく価値や迫力があるものなので、パース図ではわかっていても実際出来てくると、実物のリアル感、迫力の伝わり方、感じ方が断然に湧いてきます。実際に建物が出来始めたりすると特に不動産や都市計画に興味が無い方も、認識するようになって噂になり、それが街の価値を上げていくような波及効果を生んでくるのだと思います。日本橋は三井不動産、新宿は鉄道事業者と主体は異なりますが、新たに働く人が集まり、商業施設に訪れて、楽しめる場を提供出来るようにデザインがされて作られています。そんなプロジェクトの沿線で日常的に訪れられることは生活に潤いを与えてくれそうで、先行きに明るさを持って生活できると思います。街の再開発に遭遇できることは人生の中でも限られたタイミングですので、再開発メリットを享受しながら居住出来る沿線を選んでみても良いのではないでしょうか!
編集後記(時事ネタから感じたこと)
今月は積水ハウス社の分譲した国立のマンションが話題になった月でした。経緯の全貌まで把握しているわけでは無いですが、デベロッパーの姿勢が改めてわかったような事件でした。そんな中で住民orデベロッパーのいずれかに加担することは避けたいとは思いますが、少なくとも「売れれば良い」と言う売り上げ利益追求のみの会社では積水ハウスが無かったからこのような結果になったのだと思います。一方で「売れれば良い」と言った姿勢のデベロッパーは残念ながら存在します。戸建てのミニ開発を行うような無名の会社だけで無く、たくさんCMを放送するような大企業でさえもです。。 そのような企業であることは、企業文化の根本として何かあるような建物を作り続けているのだと思います。そんな「企業姿勢」は購入先のデベロッパーを選ぶ際もチェックすることは大事なことだと思います。
かつて存在したマンションデベロッパーも今は無い会社もたくさんあります。リーマンショックやバブル崩壊などの景気変動による破綻がほとんどではあるものの、分譲マンション事業が長く続いている企業にはなんらか「地域のために」「将来の街のために」なるようなことを考えて、作品を作り出していること会社が残っているのだと思います。
将来の資産価値のためにも、出来るならばそういった地域貢献、サスティナビリティの視点を持って住宅を供給してくれているようなデベロッパーの物件を選べるようになっていきたいと思いましたので、まとめの言葉させていただきます!
マンションは、作品だ
— キットキャット@🇦🇺&🇺🇸&🗾 (@Kitcat52001) November 1, 2023
ハイグレードマンション
by #ゴールドクレスト pic.twitter.com/YpFyTJanie
Twitterでは、より旬なマンション情報を発信していますのでTwitterもよろしくお願いいたしますm(__)m
「#ブログ用現地写真・映像 」+物件名 で検索すると現地写真・映像なども随時載せています。
マンション周辺の状況を動画で紹介するYouTubeチャンネルを開設しました!
分譲マンションの建築地周辺の様子 – YouTube
徐々に掲載物件を増やしていく予定です。ご覧になりたいマンションの表題の動画をご覧いただければ幸いです。
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