こんにちは!
あっという間に2024年も終わりですね!
私は昨日で仕事納め!ということもあり早速1本書きたいと思います!
今年も色々ありましたが、私自身のマンション総括などは年内中にまとめるとして、今回は大阪の方だけでなく、関西・全国の方も注目しているであろう、2025年以降の大阪のタワマン開発年表をまとめていきたいと思っています。
本来は図にも落としていきたいところではありますが、諸々書きたいネタが他にもあるため少々省エネ対応になるかもしれませんがご了承ください。
この記事を見ると以下の点がアップデート出来ると思いますので是非ご覧ください。
- 大阪のどのエリアが今後注目されるか、資産価値が伸びやすいか
- 新築・中古タワマンの買い時・売り時
- 大阪のタワマンやっぱりワクワクするやん!
それではいってみましょう〜!
目次
タワマン年表(2025年〜2031年)全体像
まず2025年以降の大阪のタワマン年表を作成するにあたり竣工ベースではなく入居ベースで時期を書いておりますが、数年先の物件になればなるほど時期が変わったり、予想も含まれる点はご了承ください。また、本年表に入っていないタワマン計画があれば『こんな物件建つよ〜』の情報もいただけると嬉しいです!!
それでは全体像からみていきましょう。
今後の大阪新築タワマン全体像
2025年〜2031年頃までに完成する大阪の新築タワマンは約28棟となります。中之島5丁目計画のように6年後の2031年頃に完成するものでも既に時期が決まっているものもあれば、なんとなく情報はあるけどいつ正確な情報が出るか、本当にタワマンが経つか未確定であるが濃厚なものも含めての数なので、多少ぶれると思いますが毎年4〜5棟の新築タワマンの完成・入居が予定されることになります。
各年毎の特徴や期待するマンションなどは後述するとして、皆様はこの中で何年に完成するタワマンを狙っていますでしょうか?!
以下の一覧は大阪の主要な再開発やイベントも併せて注目いただければと思っています。
イベント軸で捉えると2025年はグラングリーン大阪南館のグランドオープン、2025年大阪・関西万博の開業が大きなイベントになり不動産価格にも影響を与えるでしょう。
その後は少し空いて2027年グラングリーン大阪全面開業
→2030年中之島五丁目再開発オープンと日本初の大阪IR開業
→2031年なにわ筋線の開業とビッグイベントが控えており、2〜3年毎には不動産価値への影響を与えるイベントがありそうですね。
新築マンションの供給は減少傾向?!
1年間に4〜5棟の新築タワマンが竣工・入居することになりますが、この数字自体が年々減っております。その影響もあってか、新築マンション自体の値段が高騰しているにも関わらず抽選祭りになるし、販売機が後ろに行けばいくほど値上げしているので新築マンションは高級品・贅沢品になっているとも思えます。
私もこの2年間は抽選に10回以上参加しておりますが全て落選しておりますし、1期1次以降に大幅値上げしなければグラングリーン大阪のように次期販売もチャレンジはしていたのですが、多くの物件が大幅値上げしているため1期1次販売以降は見送る物件もあったのが実態です。
数年前まではそこまでいなかった投資家の方、セミプロのような方々がむちゃくちゃ増えたのもあって抽選は当たらなくなり、デベロッパーも抽選の人気状況を背景に値上げしているので特に実需の方を中心にこの1年の値上げ幅は結構辛いものがありました…
では実際新築マンションの供給が減っているかどうかみていくと、大阪府の新築マンションの供給数の推移だと直近1年間で20%ほど減っている状況です。
(データは2024年ではなく2023年までの数字。2025年は2024年の横ばい予定。)
それでいて新築マンションの坪単価は上がるので益々買いづらいですし、人気の物件は人が殺到して買えないといった状況なので、実需層の方は人気物件ばかりを狙うのではなく複数物件を並行して検討・広域で検討するといった戦略の変更は必要かと考えています。
新築マンションがそんな状態なので、中古マンションの販売数が激増しています。
直近1年間でも20%弱の増加となるため新築から中古にシフトしてきている人も多い事が伺えます。
ただ中古マンションを検討する場合の注意点は
【中古マンションの割安・急げ物件ばかりを狙わないこと】
です。
もちろん、少しでもお得に買えるのが理想ですが、
本当にお得な物件は
- 仲介会社が買取で購入する→少し期間を空けて値上げして再販
- 市場に出たものは投資家、不動産会社などが現金一括で購入
割高物件を買う必要はありませんが、相場並み・適正価格相当であれば十分購入に値するので、中古マンションを検討している方は是非意識していただきたいです。
なお、それでも割安物件や急げ物件を狙う場合は工夫すれば購入確率が上がるやり方もありますので、中古マンションをご検討している方は個別にご相談ください。
2025年の市場予測
タイミングよく不動産研究所が出しているニュースがありましたのでそちらを抜粋すると、- 2025年の供給数は2024年と同水準
- ただ価格高騰により都心部が減少し郊外型ファミリーが増加
- 都心部のタワマンは売れ行き好調なため販売途中で価格UP(2025年も1期1次が一番お得)
2025年完成のタワマン
先ほどの2025年〜2031年までのタワマン選評を年毎に分解して見ていきます。まずは来年完成予定のタワマンです。
この辺りは皆さんもお馴染みの名前がズラリと並んでいますが、実はどれも完売しておりません。
(もしかしたらジオタワー堺筋本町は完売かも?!)
上記、不動産研究所が出しているニュースの通り、販売期毎に値上げして販売を長期化させていたり、売れ行き好調により途中販売ストップしていたりして敢えて完売させていないのです。
(とは言え、残りはかなり少なくなっているので気になる方は早めに資料請求&モデルルームへ。
ブリリアタワー箕面船場は共用部と専有部見ましたが非常に素晴らしかったので、新築未入居物件も少しずつ出てきていますが内見出来る状態になれば売れていくと思います。
後は駅直結の定期借地のWタワーズの売れ行きが思ったほどよくないので所有権のブリリアタワー箕面船場はやはり人気になる予感。
後はグラングリーン大阪にも近いザ・パークハウス大阪梅田タワーの販売再開時期&価格も気になりますね。
中津駅直結三兄弟に与える価格影響も注目したいところです。
2025年はグラングリーン大阪南館の開業と2025年大阪・関西万博の開幕というビックイベントがあるため梅田エリアにはオフィスワーカー・人口が増えますし、万博によるインバウンド効果もあり梅田を中心とした高級物件はまだまだ価格上がりそうな気がしますね。
不動産を既に所有済みの方は2025年は不動産の売却時期としても良い時期かと考えています。
難波宮跡公園のリニューアルオープンは大阪マクロで見ると大きなイベントではないかと思いますが、上町エリア・谷町四丁目周辺は活気が出てきますので、元々人気エリアではあるものの更にエリアとしての格は上がると考えています。
(シエリア大阪上町台パークタワーはあまり中古出ませんが、北向き眺望は更に良い雰囲気になりそうですね)
- ブリリアタワー箕面船場
- ジオタワー新町
- ジオタワー堺筋本町
- ザ・パークハウス大阪梅田タワー
2026年完成のタワマン
2026年完成タワマンは注目物件多いですね〜。大阪で最高価格を更新した最上階25億円のグラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCEは早々と完売したのがつい先日のような感覚です。
あぁ〜落選して本当に悔しかった…
2025年完成のタワマンが完売していないのに2026年完成のグラングリーン大阪が完売しているのはどう考えてもおかしいのですが(笑)
後はシエリアタワー中之島も販売期毎に大幅値上げしているので定借と言えど完成後に中之島エリアの中古タワマンがどう変わるかは注目ですね。
ザ・パークハウス心斎橋タワーも1期1次は高額だったにも関わらず抽選部屋が本当に多かったですね。
1期2次は2025年2月からとなりますので、こちらも気になる方は早めにエントリーを。
その他のジオタワー大阪十三、Wタワーズは規模も大きく共用施設などは素晴らしいですが定期借地の足枷があるのか先着順販売の部屋が多く出ていますね。
リセールを意識しなければ新築で誰もが購入できるという点では魅力的ではありますので、こちらも引き続き販売動向は見ていきたいと思います。
(ジオタワー大阪十三は1期から1,000万円以上値上げした部屋もあるので少々販売が鈍化)
(同じ定借でもシエリアタワー中之島は数千万円値上げしても売れるのは中之島エリアが強いから?!)
2026年完成物件で見ると、シエリアタワー中之島とグラングリーン大阪THE NORTH RESIDENCEは転売物件も多く出ると想定されるため、周辺エリアの中古マンションも上がることが想定されます。
よって、
- 梅田エリア、中之島エリアで購入検討している方は早めに中古マンションを購入した方がベター
- 梅田エリア、中之島エリアのタワマンを保有してて売却を検討している方はこの時期に合わせて売却活動をすると価格アップは期待できると考えています
(2025年に引き続き売却活動はしやすい年)
再開発に関しては特にトピックスがないため超人気タワマンが完成することにより梅田を中心に相場が大きく変わる1年になると考えています。
2027年完成のタワマン
完成は2年後ですが、販売が進んでいるマンションとこれから販売をスタートするマンションと完全にわかれています。まず販売がスタートしているマンションではパークタワー大阪堂島浜です。
こちらは何度も記事にしておりますが何度も大幅値上げしているものの抽選倍率がつく人気物件となっており、次期販売ではホテル上の高層階住戸が販売されますので更に人気になりそうです。
一方、苦戦していたブリリアタワー堂島の中古物件もここにきて動きが加速しているので、パークタワー大阪堂島浜の値上げに少し遅れる形で影響が出ていますね。
これから販売する物件としてはブランズタワー大阪梅田が2025年1月にアンダー販売、4月以降に一般1期販売になるのですが、既に抽選倍率が凄いためどうなることやら…
中崎町エリアでいうとパークタワー梅田の出物が増えている&成約単価はゆっくり上がっていますので、中古物件だと既に高騰したシティタワー梅田東は一旦置いておいて、パークタワー梅田やシティタワー東梅田パークフロントはチャンスです。
プレミストタワー千里丘は価格は高いですが、TOPフロアを除けば(大阪市内のタワマン価格と比較して)現実的な値段で高層階角部屋が入るため、雨に濡れずデッキ直結で駅→大阪駅にアクセスできることを考えると人気になると思います。
今のところ私自身要望出していますが迷い中です。
シティタワー古川橋は住友不動産らしいと言えばそうなんですが正直高すぎます(笑)
個人的には値下げを期待していますが、この価格なら半額以下で同じ広さが買えるららぽーと直結のパークホームズLaLa門真の新築未入居物件の方が断然良いかなという評価です。
LaLa門真は4,000万円以下の3LDKが無くなりましたがシティタワー古川橋の影響で価格は上がるかもしれませんね。
再開発状況だと2027年にグラングリーン大阪が全面開業となるため、梅田を中心に中津・福島・大淀エリアの中古タワマンの価格が上昇する可能性がありますので、購入・売却タイミングはこの前後にまたきそうですね。
2028年完成のタワマン
今のところホームページが完成しているのがレグナスタワー新梅田(JR福島駅から徒歩3分)のみですが、既にニュースリリースが出ているパークタワー大阪天満橋(仮)がそろそろホームページ公開されそうな気がしますね。レグナスタワー新梅田の優先案内会が2025年6月のため、そこで価格が見えてくると「ローレルタワー梅田ウエスト」や「シティタワー西梅田」の価格上昇になる可能性が高そうですし、グラングドメゾン新梅田タワーなどの価格にも影響が出るかもしれませんね。
(シエリアタワー大阪福島は転売物件苦戦しているので、売れ行きが良くなると思います)
周辺で売却を検討している方は2025年6月以降が一つのタイミングになると考えています。
後のタワマンも建築看板などが出ているため2025年後半頃には情報が出てきて2026年頃には販売開始になると想定しています。
やはりここでも大注目はグラングリーン大阪THE SOUTH RESIDENCEでしょうか!
これを気に梅田エリアのタワマンが一層値段が上がるのか、Northやグラングリーン大阪の全面開業で既に梅田周辺の相場が上がりきっているのかは全くもって予想は出来ませんが、とりあえずエントリーして今回は是が非でも当選したい…
2029年以降完成のタワマン
4年後完成のタワマンになるため、まだまだこれから情報が出てくると思いますが現時点でも気になるマンションがチラホラ。。鉄板でいくと中之島5丁目タワマン!
大阪初の1,000戸超えのタワマンになりますし、オフィス・商業との一帯開発、2031年に開業するなにわ筋線の新駅中之島駅に隣接するため大注目物件となります。
(学校区も人気の中之島小中一貫校!)
なお、この中之島5丁目タワマンが完成する頃はザ・パークハウス中之島タワーが築13年くらいになっているので売り物件がかなり多く出ると予想されますが、中之島5丁目再開発のタイミングでは築年数は10年超えになっているものの価格はまだまだ高騰するかなと予想していますので、やはり中之島エリアで買うならまさに2025年だと思っています!
次に先日情報が出た、ジオタワー大阪福島(仮)ですね。
51階建ての大規模タワマンになるため周辺中古物件はこれまた上がります。
今ヒアリングしている価格では中之島5丁目タワマンよりは全然安いですが、それでも今の周辺中古マンションよりは圧倒的に高いので、人気の福島・野田エリアを狙うなら今ですね…
再開発関連だと2030年にはいよいよ日本初の大阪IRが開業します!
世界のVIPが来るに相応しい施設が完成しますので、それだけ大阪のマンションも注目されると考えており、特に高級タワマン・眺望が良い高層階などはインバンドニーズが更に高まりそうです。
ちなみに、ここまで一切話が出てこなかった弁天町やコスモスクエアのマンションも大阪IR開業に合わせて動きがあるかもしれません(もちろん本町あたりも)。
大阪IRが完成する夢洲まではメインは地下鉄メトロ中央線を使うことになりますが、コスモスクエア駅から1駅、弁天町駅から4駅となるため、大阪IRで働くスタッフ(ホテル・エンタメ・商業・カジノ等)の需要も相当数あると考えています。
それが分譲価格に影響するのか、賃貸需要となるかはありますが、ここにきて「大阪の湾岸」がようやく注目されるかもしれません。
〜大阪IR情報〜
- カジノ事業者投資額:1.2兆円
- 来場者:2,000万人/年
- 経済波及効果:7,600億円/年
- 雇用創出:8.8万人/年
- 万博と異なり、ほぼ恒久
完成時期不明瞭なタワマン
ここから先は私自身がタワマン経つかな〜と思っているのですが、完成時期などが掴めていないタワマン達です。谷町四丁目駅直結タワマンは数年前には『坪400万円超える、高い〜!』と言っていましたが、この市況化であればもっともっと高くなりそうで…
堂島浜に関電がシエリアタワーを出したらブリリアタワー堂島やパークタワー大阪堂島浜の価格にも影響しますし、メリヤス会館跡地タワーが完成するとザ・パークハウス中之島タワーなどの価格にも影響するため、いずれにしろこれから正式発表する前に周辺の中古マンション買う方が安く買えるのは間違いないかと思います。
エリア毎の新築タワマン供給数
今まで出した新築タワマン情報をエリア毎に見ていきます!…
北区が圧倒的に多い!!
相場が上がる1つの要因に「後発タワマンを控えているエリア」というものがありますが、このデータから見ても北区は今後の資産性の中でもまぁ下がることはほぼないよねと思っています。
更には、新築タワマンが出来るとして大規模物件なども勿論ありますが小ぶりなタワマンも結構多いです。
そうすると、既にある大規模タワマン・ランドマーク性のあるタワマンの価値は更に高まるとも思っていますので、今は中古タワマンも高騰していますが、変な物件・出物を買わない限りは大きく値崩れ流ことはないかなと思っています。
中央区は数年前に一気に10棟以上の新築タワマン販売が重なっていたこともありエリア的に新規マンションは結構しんどくなってきている一方、福島区は今後タワマンが増えるため今ある中古マンションは狙い目ですね。
(中央区はシティタワー大阪本町が王に君臨する期間が長そうですね)
気になるのは「西区」。
人気物件なので入れようと思っていたもののタワーではないため省いた「グランドメゾン北堀江レジデンス」は周辺相場に影響を与えると思いますが、後は2025年のジオタワー新町でタワマン供給が一旦終わる予定です。
サンクタスタワーやプレミストタワー靱本町などの人気タワマンはあるものの、なにわ筋線西本町駅も開業するため、新たなタワマン計画は欲しいところですね。
(情報があればお待ちしております!)
大阪市内全体的にタワマン計画はあるもののグラングリーン大阪などの再開発もあり北区に新築タワマンが集中している状況ですが、2025年以降の大阪の新築・中古マンション相場がどうなるか皆さんも注目していきましょう!
それでは今回は以上となります!
次回の投稿もお楽しみに!
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