２０２５年も１か月が過ぎようとしています。
１～３月は不動産業界の繁忙期。コマーシャルもたくさん流れたりと賃貸のみならず売買もつられて繁忙時期になってきます。中古物件購入は厳しい時期になり即決即断が求められますが、これから販売開始の新築マンションはゆっくり検討できるのがメリットだったりします。そのメリットを掴むためにも、早めに新築マンションの販売開始情報を手に入れてもらいたいということで今月も新規物件を中心にご紹介させていただきます
【三軒茶屋】生活圏×駅徒歩５分
ピアース世田谷上町レジデンス所在地：東京都世田谷区豪徳寺2丁目1091-4（地名地番）
交通：東急電鉄世田谷線「世田谷」駅徒歩5分
小田急電鉄小田急線「豪徳寺」駅徒歩14分
間取：1LDK～3LDK
面積：33.72㎡～71.20㎡
売主：株式会社モリモト
施工会社：日成工事株式会社
管理会社：株式会社モリモトクオリティ
ピアース世田谷上町レジデンスは、東急電鉄世田谷線「世田谷」駅徒歩５分の低層マンションです。この駅５分表記が世田谷線は獲得できるのがずるいところ。BRTは駅扱いではないので晴海フラッグは駅徒歩１分扱いになりませんが、バスと同じくらいのスピードでも世田谷線は鉄道として取り扱いされ、中古販売時も検索に上がってきます。都心からの距離も比較的近く、落ち着いた生活環境の世田谷線は何気にキットキャットは好きな立地です。
そしてその落ち着いたエリアにインパクトある外観！これからのマンションには「映え」が求められると感じつつあるので、１面でもシンボルゾーンがあることが人気につながると思うので、今後の情報が気になる物件の１つに選ばせていただきます！
永福町駅徒歩６分×平均面積８３平米
ディアナコート永福町翠景所在地 東京都杉並区永福2丁目411-1、411-2（地名地番）
交通 京王井の頭線「永福町」駅徒歩6分(サブエントランスより)、徒歩7分(メインエントランスより)
地目 宅地
地域・地区 近隣商業地域、準防火地域、第2種高度地区、第一種低層住居専用地域、準防火地域、第1種高度地区
建ぺい率 91.76%(角地+10％ 準防火地域内の耐火建築物+10％ 指定建蔽率71.76％)
容積率 245.08%
総戸数 48戸（他に管理員室1戸）
敷地面積 実測面積：1,680.93m2
ディアナコート永福町翠景は、京王井の頭線「永福町」駅から徒歩６分という物件です。以前気になる物件でも井の頭線沿線の物件を取り上げましたが、そもそもマンション販売が少ない路線の井の頭線で急行停車駅の永福町駅は人気の駅です。そこにモリモトノが販売ということで、かつて普通借地で販売したディアナコート永福町に続く物件ということで注目しました。借地物件ということで苦戦もありえた前作でしたが、すんなりと竣工前に完売。地元需要で蒸発という物件でした。
今回の物件は所有権物件ということで、より注目が集まりそうな中で、しっかりとゆとりの床面積の「ディアナコート」を出してくれたのが、永住志向の住み替え層向けにささるので売り方が上手いと感じました。こちらもなんだかんだ安くはないけれども売れていくんだろうなと、早めに情報収集をしたほうが物件です！
京王井の頭線沿線のマンションを取り上げたブログはこちら
11月に気になる物件３つ（キットキャット） | スムラボ
都心直結の駅近アクセス×想いが結実する99邸
Brillia(ブリリア)曳舟所在地：東京都墨田区東向島二丁目 200番（地番）
交通：東武スカイツリーライン 亀戸線「曳舟」駅徒歩4分
京成押上線「京成曳舟」駅徒歩7分
間取：1LDK～3LDK
面積：34.22㎡～83.73㎡
売主：東京建物株式会社 一般財団法人首都圏不燃建築公社
施工会社：松井建設株式会社
管理会社：株式会社東京建物アメニティサポート
Brillia(ブリリア)曳舟は曳舟駅徒歩４分の物件。曳舟駅は一度も訪問したことない方はぜひ降りてみてほしいですが、再開発により広々とした道路と大きな商業施設が並び湾岸エリアにも似たような街区がありつつも、２路線の駅に挟まれた交通利便性の高い駅です。ザ・パークハウス曳舟が記憶に新しいですが、徐々にこのエリアにメジャーデべがマンションを供給してくれることで、街の知名度があがり、注目度が上がっていくことを期待します！
そして規模感ある外観でこのエリアの印象を変えてくれる期待を持たせます。城東エリアはメジャーデべの供給が少なく、賃貸用マンションの供給が多かったことから、残念ながら景観的に少し浅い雰囲気が出ていました。しかし、今後マンションの供給が増えていくのはこの城東、城北エリアだとキットキャットは思います。まだまだ都心や城南と比べると土地の価格も低く、かつ容積率などの建築規制が緩いエリアであることから、新築マンションの供給がまだまだ可能なエリアだと思います。今後築浅マンションが多くあるエリアと認知されてくると、長い目で見て資産性も保たれる良い循環ができるのではと期待しています。
総括
今回の気になるマンションは、総戸数以上のインパクトのあるマンションを３つ取り上げてみました。外観でまずは心をつかみ、そこから中身で惹かれていくことで、心と頭で選べるマンションが販売進捗にもつながると思います。SNSが発展し、料理に映えが求められるようになったのと同じく、建物にも映えが要求され、それが人気・知名度に繋がり、ひいては新築マンション売れ行き、中古販売時のリセールに影響されるのだと思います。中古販売時は実物の写真を撮影して販売することから、新築マンションとは違った外観写真が販売時に利用される場合があります。接道の条件が悪いとどうしても映える角度からの写真が難しい場合があるからです。
その点でマンションも接道の状況は大事なのですが、今回の３物件はいずれも新築マンション販売時のパースと同じ方角から写真が撮影できそうな接道条件であり、かつ世田谷と曳舟の物件は角地でより道路からの写真が映える位置関係なのもよい点だと思います。写真撮影のし易さが確保された接道の良さは、リセールにも影響するポイントの１つだと思いますので、今後のマンション購入でも意識してはいかがでしょうか。
編集後記
それぞれのエリア特性に合わせたマンションを供給してくれたとつくづく思いますので取り上げてみましたが、そこがデベロッパーの腕の見せ所だなとキットキャットは思います。土地の大きさが同じでも作り手によりどんな建物が建つかは千差万別。土地の未来をどのようにデザインしてくれるのか、土地の持ち主にゆだねられてしまっている現状の法規制から、できる限り分譲マンションの大手デベロッパーに土地が回ってほしいとキットキャットは思います。土地を切り刻んで販売したり、エリアの成長を妨げるような中途半場な開発、景観を安っぽくするような建物の供給が出来てしまう日本の土地利用規制の中では、街の出来上がり具合は建築主に任されている状態です。そんな中で、きっちりと作品を作り上げられる設計力、その作品を販売可能な体力、ブランド、などを兼ね備えたデベロッパーに土地が供給されることが街の良い発展に繋がるとも感じています。
寡占化はマーケットの競争にはマイナスですが、街並みの形成においては世間体を気にする大手企業による分譲が続くことがプラスになるのだなと感じた今回の紹介物件でした。
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分譲マンションの建築地周辺の様子 – YouTube
徐々に掲載物件を増やしていく予定です。ご覧になりたいマンションの表題の動画をご覧いただければ幸いです。
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報はLifull Homesをご参照下さい。
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