【MR訪問】新築コスパ×札幌駅「クリオ札幌グランクラス」完全解説【札幌タワマンくん】

[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報はLifull Homesをご参照下さい。

トリトン光星店が混みすぎて隣の焼肉徳寿光星店行きがち。そして炭火のイイ匂いで寿司の口から一瞬で焼肉の口に変わりがち。
こんにちは!地元愛の塊、札幌タワマンくんです!

今回は札幌駅徒歩6分「クリオ札幌グランクラスについてレビューします!

札幌駅徒歩圏内の東区マンションが増えてきましたね~!
以前スムラボでレビューした「シティタワー札幌ザ・レジデンス」(【MR訪問】札幌駅徒歩7分「シティタワー札幌ザ・レジデンス」完全解説【札幌タワマンくん】)、「ザ・札幌タワーズ イーストタワー」や「ザ・札幌タワーズ ウエストタワー」(【MR訪問】札幌のリセールバリューについて「ザ・札幌タワーズ」完全解説【札幌タワマンくん】)と同じく、JR札幌駅北側×創成川東側エリアのマンションです。
このJR札幌駅北側×創成川東側エリアでは、上記以外にもこの先大京さんやレーベンさんでも新築マンションの販売が予定されております。

そんな競合が激しいJR札幌駅北側×創成川東側で、今回レビューする「クリオ札幌グランクラス」の強みは価格です。坪単価が現時点270~320万円程、平均坪単価300万円以下の価格設定で、エリア内の他競合物件の中では圧倒的なコスパ力を誇っています。

今回は、そのコスパ力の理由とJR札幌駅北側×創成川東側エリアについて、現状の札幌マンションマーケットを踏まえつつ、お話しできればと思います!




建物外観:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用




物件概要

  • 所在地:北海道札幌市東区北10条東1丁目40番34(地番)
  • 交通①:地下鉄東豊線・南北線「さっぽろ」駅徒歩6分
  • 交通②:JR函館線・札沼線「札幌」駅徒歩10分
  • 交通③:地下鉄東豊線「北13条東」駅徒歩6分
  • 交通④:地下鉄南北線「北12条」駅徒歩8分
  • 総戸数:66戸
  • 構造・規模:鉄筋コンクリート造 地上12階建
  • 竣工年月:2024年11月下旬竣工済
  • 入居開始予定:2025年3月下旬
  • 敷地面積:1,154.94㎡
  • 第1期2次販売予定価格:2,900万円台~6,300万円台
  • 第1期2次販売予定間取り:1LDK~3LDK
  • 第1期2次販売予定専有面積:36.61㎡~71.56㎡
  • 売主:明和地所株式会社 札幌支店
  • 施工:株式会社鈴木東建
  • 駐車場総台数:34台(14,000~30,000円)
  • 自転車置場総台数:66台(無償)

掲示板:「クリオ札幌グランクラスってどうですか?


立地



周辺環境:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用



シティタワー札幌ザ・レジデンス」(【MR訪問】札幌駅徒歩7分「シティタワー札幌ザ・レジデンス」完全解説【札幌タワマンくん】)の周辺環境にて激推ししたエリアなので上記ブログをご参照ください。

改めて、子育てや豊かな暮らしを送るという”圧倒的実需性”に関しては最強立地だと思います。
冒頭で述べた回転寿しトリトンや焼肉徳寿、サツドラや生鮮市場、DCMやデポが集まる鉄東ショッピングセンターが徒歩圏内なのが嬉しいです。

シティタワー札幌ザ・レジデンスとの立地の差で言うと、北九条小学校と北辰中学校が通学区という点です。東区アドレスでありながら北区の有名校に通わせることができるというのは地味に嬉しい。

 

建物



エントランス:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用



結論ですが、当物件のコスパ力は共用部と専有部が要因です。
よく言えばコスパよし、悪く言えば中身は普通のマンションです。


共用部分



ランドプラン:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用



ゲストルームやパーティールーム、各階ゴミステーションのような共用部分はなし。

エントランスホールの中庭がカッコイイ。


エントランスホール:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用





エントランスホール:「クリオ札幌グランクラス」現地写真



専有部分



Atypeキッチン:「クリオ札幌グランクラス」現地写真



キッチンが残念ポイント!ディスポーザーはもちろんなしなのですが、食洗機もなしです。元々賃貸マンションとして設計されていたため、水回りの仕様は他競合物件に対して劣るかも。

コスパを取るか、建物を取るか。
当物件の肝な部分です。
建物は竣工済でお部屋も見ることができるので、気になる方は実際に見ることをお勧めします。


Etype洗面所:「クリオ札幌グランクラス」現地写真





Etypeトイレ:「クリオ札幌グランクラス」現地写真





Etyoeバス:「クリオ札幌グランクラス」現地写真



洗面所やトイレ、お風呂はあまり他と変わらない気がしました。
キッチン!キッチンが勿体ない!!




Atypeリビング:「クリオ札幌グランクラス」現地写真





Ctypeリビング:「クリオ札幌グランクラス」現地写真



サッシは個人的に好きでした。
特に毎度おなじみ私の大好きなコーナーサッシ。

総合的に見て、同エリアの「シティタワー札幌ザ・レジデンス」にあるような、各階ゴミステーションやディスポーザー、テレワークスペース、エントランスホールのゴージャス感などは一切なく、建物の仕様は見劣りしますが、専有部はキッチン以外は普通のマンションと同じように感じました。というかシティタワー札幌ザ・レジデンスの建物が良すぎるのかもしれない。

普段レビューしている新築マンションたちはあくまで竣工前なので、モデルルームとパンフレットと営業さんの説明を基にブログ化しているため、建物の温度感というか良し悪しが判断しにくかったのですが、今回は竣工後販売ということで実際に建物を内覧できたため、めちゃくちゃレビューしやすかったです。(デベさん、未完成でもヘルメット持参するので私に内覧させてください!)


間取り



ランドプラン:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用



1フロア6住戸×2~12Fで全66戸です。
第1期2次は4月下司から販売開始予定とのことで、予定価格が2,900万円台~6,300万円台となっております。

 

・Atype/3LDK+3WIC+SIC/71.56㎡



 

・Ctype/2LDK+2WIC+SIC/55.71㎡



 

・Dtype/1LDK+WIC+SIC/36.61㎡



JR札幌駅北側×創成川東側エリア

ここまでの感じ、「キッチンさえ我慢すれば立地いいし安いし、なまら良いんじゃないか?」となる方も多いかと思います。
今新築マンションが増え続けているJR札幌駅北側×創成川東側エリアは本当に良い立地なのか?なぜマンションが増えているのか?本質はどうなのでしょう。


創成川の東側

私が札幌で30年弱生きてきた感覚、創成川の西と東で別世界に感じることが何度かありました。
みんながみんな口にするわけではないし、私の世代では聞くことは少なくなりましたが、創成川西側の方々は東側に対して「川向こう」と聞くことがあります。
ミクロ環境で見ると生活しやすいし、何ならファミリーだと北12条や北18条の創成川西側より、東側の方が絶対いいだろと思います。
しかし、そういった古くからの言い回しがあることは事実です。悲しいことに…。

同じ創成川東側でいうとJR札幌駅南側×創成川東側エリアのいわゆる創成イーストエリアは、2019年以降再開発が進み、ブランドも確立されてきています。マンション相場も上がり、生活利便性も強化され続けています。ただそれはアドレスが中央区だからこそなのではないかと私は思っています。

JR札幌駅北側×創成川東側エリアも、将来の新幹線延線に向けて開発されていくだろうと思うのですが、あくまでアドレスは東区です。
懸念としては、札幌市が今後中央区ばかりに開発の力を入れてしまうのではないかという点です。

ただ、当物件は札幌駅徒歩6分です。
ぶっちゃけリセールバリューを踏まえなければ、中央区の札幌駅徒歩10分のマンションより、お店も揃ってるし生活しやすいと思います。

東京や大阪みたく、「みんな買ってるからコレ買っておけば間違いなし」なマンションは札幌でなかなかありません。
実需の物件選定では、他人の意見や評価よりも、一人一人の目利きとか自分らしさとかそういった要素が大切になってきます。

生活しやすさ重視なのか。リセールバリュー重視なのか。眺望なのか。間取りなのか。価格なのか。

誰になんと言われようと自分だけの選択基準で、自信を持って決断するという意思決定が大切なのだとつくづく実感します。これは当物件に関わらず全ての物件で。

 

新築マンションの限界

今までのブログでも述べてきましたが、2023年あたりを機に札幌市内の新築分譲マンションマーケットは厳しい状況が続いています。
それまで売れすぎていたという事実もありますが、売れる物件と売れない物件で二極化が激しく進んでおり、今までであれば新築マンションを購入していただろう属性の人も中古マンションへ流れています。
要因は主に、価格高騰と立地です。
ざっくり言えば、高すぎるのと、その価格に見合うマンションが少なくなってきている

今後も二極化は更に進むと予想されますが、売れる物件でも、「お買い得感」型と「希少立地/希少ステータス」型に大きく分類されていくと思っています。
売れない物件は本当に厳しくなり、今後札幌市内の新築分譲マンション販売数はどんどん減少していくでしょう。そんな中でも販売されるマンションは、なにかしらのストロングポイントがあるということ。今後今以上に価格が下がる札幌マーケットは想像できません。

ぶっちゃけのところ、タワーではない通常の新築分譲マンションで坪単価300万円台は高いと1年前までは思っていました。しかし、今ではそれが当たり前。
現在販売中&今後販売予定のJR札幌駅北側×創成川東側エリアのマンションたちは、坪単価300万円でありながら「お買い得感」型の物件に分類されるのだと感じています。

札幌駅徒歩圏内かつ低スペックで「お買い得感」を醸成するマンション、人気エリアかつ高スペックで「希少立地/希少ステータス」を売りにするマンションの2パターンしか新築分譲マンションが販売されない、もしくは売れない時代は近いかと考えています。(+「とりあえず作ってみたけど全然売れないマンション」はこの先も一定数あるとは思います。)
言い過ぎかもしれません。しかし、マイナー駅で「新築分譲マンション坪250万円!」と広告が出ても、近隣中古マンションに流れてしまっているのが現状の札幌マンションマーケットです。今後の供給はメジャー駅が中心になるでしょう。

当物件に関わらず、どうしても新築マンションがイイという方は早めに決断するか、中古マンションの魅力に気づくか、なにかしら今までにない考えを持たないと、新築分譲マンションの価格は更に高くなり手が届きにくくなると思います。


Atypeパース:「クリオ札幌グランクラス」公式HPから引用




総評

どうしても新築マンションが欲しいという方は、選べる現状の選択肢の中からベストを決めなければいけない。
言えることは、「この先待ってても新築で好条件なお買い得物件はなかなか出てこない」「全ての理想が叶う100点満点の物件はなく、どこかを妥協して80~90点の物件を見極めないといけない」ということです。

当物件は、コスパよく札幌駅徒歩圏内の新築マンションが欲しいという方にはオススメです!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!!
少しでもためになったと思ってくださった方は、Xやインスタのフォロー、いいね!をいただけると嬉しくなります!!
ご相談も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください!!

以上、「クリオ札幌グランクラス」のレビューでした!

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