京都・伏見は日本の首都だった
NHK総合『ブラタモリ』2016年5月7日(初回放送)当時、番組歴代最高視聴率を叩き出したと言われる伝説の神回
「京都・伏見〜伏見は“日本の首都”だった!?〜」
等高線を無視して、傾斜地に直線的に造られた城下町。福島太夫段差!?戦国大名の名前が町名として残る大名屋敷街。
そして、伏見城へ。今も残る、すさまじく深くて広い堀。堀と武者走を利用して作られた5連すべり台。
伏見は“日本の首都”だった!土木マニア・秀吉が造った凄まじい「豊臣地形」の数々。伏見城とその城下町をめぐります。
※文章引用:まいまい京都
余談ですが・・・
このNHK「ブラタモリ」のパイロット版・京都編・大阪編・神戸編に企画協力してきたのが “まいまい京都” という京都地元の会社。
京都の住民がガイドする京都のミニツアーを企画する会社です。2011年より「まいまい京都」を始動。御用庭師や考古学者、鉄道フリークなど、300人を超えるバラエティ豊かなガイドとともに、年間約700コースのまち歩きツアーを開催しています。そして東京では “まいまい東京” が始まっています。
現在、コロナ禍でツアーが難しい状況ではありますが、誰もが簡単に情報を知り得る時代、よりマニアックなツアーはさらに人気が出ると思われます。旅行者はよりディープな『京都』を求め始めています。アフターコロナの世界で、この会社の活躍の場がさらに広がるのではないかと期待しています。
伏見と言えば千本鳥居で有名な『伏見稲荷大社』を思い出す方が多いと思いますが、そこから南へ4kmほど・・・
酒どころとして有名な、全国でも屈指の名水が湧き出る伏見(伏水)へ。
地図で見ると
いざ!
御香宮神社
ウィキによると貞観4年(862年)に社殿を修造した記録がある。伝承によるとこの年、境内より良い香りの水が湧き出し、その水を飲むと病が治ったので、時の清和天皇から「御香宮」の名を賜ったという。この湧き出た水は「御香水」として名水百選に選定されている[1]。ボトルを持参して取水する地元民も多い
鳥居の向こうには
近鉄「桃山御陵前」駅
ガード下には “駅前0番地”
ソウルフードにも近い魂を感じる『ラーメン大中』。一度飲んだ後に食べましたが劇的に美味しかった、そして劇的に安かった記憶があります。
新たに建て替えられた『京阪ビル』
コメダ・マツキヨができています。
京阪「伏見桃山」駅から線路を渡った所に、いまだ衰える事のない活気ある大手筋商店街のアーケードが見えました。
(仮称) イーグルコート伏見区新町四丁目/ダイマルヤの計画地
その大手筋商店街内、FRESCO Smileと鮨酒肴 杉玉の間の通りを南へ進むと
見学メシをする時間がありませんでした。。。
バリケードが現れます。
「マンション建設予定地」の文字が見えました。
イーグルコートのロゴが。
(仮称) イーグルコート伏見区新町四丁目計画 建築計画の概要
・京都市伏見区新町四丁目470番
・共同住宅
・敷地 面 積676.72 ㎡
・建築面 積394.61 ㎡
・鉄筋コンクリート造
・延べ面積(容積率対象外)2,475.71 ㎡(486.59㎡)
・建築物の高さ(塔屋を含む高さ) 19.90m(21.03m)
・地上7階地下一階 1 棟
・33戸
・建築主/ 株式会社 ダイマルヤ
・着工予定年月日/2022年4月上旬
・完了予定年月日/2023 年 5月下旬
※掲示板:イーグルコート伏見桃山フロントってどうですか?
京阪「伏見桃山」駅までは徒歩約3分。苦戦するはずがあろうかという立地です。
さきほど角に大手筋商店街の角にフレスコがありましたが、イーグルコート計画地のすぐそばにはセブンイレブン。
さきほどの大手筋商店街から北へ進むとデイリーカナートイズミヤ。買物便利地で、ますます苦戦するはずがない立地です。
競合するマンション計画として
セブンイレブンの西に見えるマンションは2000年12月(築22年)建築の『イーグルコート伏見桃山』。
中古が3000万円台半ばで取引されているようです。このマンションとの差別化で先ほどのダイマルヤの新マンションの名前は「イーグルコート伏見桃山 新町」とかになるのでしょうか。
賃貸マンションかと思われるバリケード。
その角を曲がると、バリケード、
さらに続けてバリケード。
「イオン伏見店」跡地は東急不動産の分譲マンション計画(7階建)になります。
1階にはイオンが再び出店する予定です。
さらにそこから一本西のイオン伏見店の仮店舗が営業中の『プラザ跡地』
こちらもマンション計画が噂されています。
近隣の不動産会社がびっくりの土地取得単価だったと聞きました。
地図で見ると
少し離れて、パチンコ店跡地に計画される『日本エスコン』のマンション計画があります。
(仮称)伏見区肥後町計画
・73戸・5階建・完了予定2023年5月下旬
周辺を散策します
東急不動産のマンション計画地から少し歩けば酒どころ伏見の情緒溢れる街並が広がります。杉玉が。
大手筋商店街から納屋町商店街に入ると、千本鳥居が現れます。
ラーメン店が立ち並ぶ「京都伏見拉麺長屋」が計画されていましたが
コロナで計画が変更されているようです。ラーメン店ではない新たなお店が続々オープンしています。
インバウンドが燃え上がる2019年6月にオープンした クラフトビール醸造所と日本茶のお店『家守堂(やもりどう)』。
向かいにはカフェ併設のゲストハウスができたりして、一気に垢抜けた雰囲気になり盛り上がると思われましたが・・・現在、ゲストハウスは閉まっています。
(2019年7月現地撮影)
当時は、今にも沸点を迎えそうな熱気があたりに充満していました。
・・・そして現在
それでも竜馬通には「昼呑み」ができるお店ができていたり
今時なドリンク店が生まれています。
ポテンシャル抜群の京阪「中書島」駅界隈 (個人の見解です)
そして、この竜馬通はあまりにも有名な「寺田屋」のそばを通り
ポテンシャル抜群の京阪「中書島」駅に通じます。
駅には坂本龍馬と酒樽。
駅前の寂びれきったメインストリートには伸びシロしか感じません。
カタカナのお店がよく似合う街。
『セリーヌ』です。飛び込みたくなる名前です。
どんつきには『揚子江』、右側に見える『芽ばえ』もネーミングセンス抜群です。
そして最後に、
中書島駅から300mほど歩くと現れる小さな寺院があります。
「山門迎福」
この門を通るだけでも福がくる。
おわり
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