ハロー、住む場所は人生を豊かにする、がモットーのクリスティーヌです。
スムラボの他の方々の記事を楽しく読んでいます。先日はナカハラさんの記事で「マンションのくじ運は最終的に負けなし」の文字が目に飛び込んできて、ええ~っ!!!!と、リモートワーク?中の食卓で、大声を出してしまいました。いやいや、そんな「超うらましい」ことを、そんなにさらっと書いちゃって。
(たまに他の方のスムラボの記事で、ツボに入る時、あるんですよねえ。ふむふむと読んでいると、いきなり、隕石みたいに突如として超おもしろい球がやってきて、大爆笑してしまう、みたいな。なので読者としてもスムラボ、大好きになってます。)
・・・新築マンション、抽選になると、当たったことないです。(マジ自慢にもなりません。)
同じ経験ある方もいらっしゃると思うんですが、抽選で外れるって、ホントこたえますよね。ある時なんて、たまたま最前列に座っていたというだけで、抽選の「立会人」を好奇心から受けてしまい(その日、ほかの予定入れてなかったし。)、自分の抽選では外れました。
がらがらぽん、粛々と進められる抽選で、最後まで立ち会いました。
その後、夜になってマンションコミュニティを覗いたら、抽選に当たった人の報告がいくつもあって、書き込みが増えていきました。「抽選の時は、あんなにシーンとしていたのに・・・」わいわいがやがや、マンションコミュニティで嬉しそうに報告してる人たちを、脱力感いっぱいに、「遠い目」で見ていたことを覚えています。
そんな「新築マンション抽選になったら外れる部」所属のクリスティーヌです。(ナカハラさん、教えていただけませんか、抽選に落ちない運の作り方を。。。)
今日の話は「完成売り」にまつわるちょっとした体験談です
本が好きなクリスティーヌは、神保町に住むことを一時真剣に検討したことがありました。そんな矢先、ちょうど出物(?)の新築マンションを見つけたんです。駅近で、まあ、ちょっとその頃の相場にしては安めでした。気になる点は、部屋が狭いことと、車の音がちょっとうるさいかな、ぐらいで。(広めの2LDKは、訪問した時点で売り切れていました。)
そこは珍しく、完成売りのマンションでした。
完成売りの特徴として、モデルルームは「実際に完成したマンションの中」にあります。コンパクトにまとまったキッチン、白を基調にしたカラー、鉢植えの観葉植物が置いてあって、キラキラ感というより、すっきりとした印象の質実剛健な感じのインテリアでした。リビングダイニングに置かれた白いテーブルをはさんで、営業の方と向かい合って座り、説明を受けました。
モデルルームは、なんとなく「お友達?の家」みたいな感じで、部屋に入る時、
「おじゃまします」
な〜んて、つい挨拶しちゃったぐらいです。
・・・この時の営業の方が、とってもおだやかな、経験豊富な年配の方だったんですが、ちょっぴり「マイペース」な方で(笑)。
「あ、申し込み書類は、今度でいいです」「あ、今度、ハンコを持ってきていただければ、今日はいいです」という感じで、「手続きは、そんなに急いでいません」というオーラを放っていたんです。書類も、「郵送したらよいでしょうか」と聞くと、「持って来てください」と、そこはキッパリ。
「まあ、お近くといえばお近くですし、納得がいくまで見ていただければと思います。抽選の日は決まっていますので、それまでにゆっくり、どの部屋にするか考えていただければこちらは大丈夫です」
結果として、そのマンションには、4回、いや5回ぐらい「通った」でしょうか。
「完成売りって、罪ですよね」
そんなに何度も行くと、その営業の方と会うモデルルームのお部屋が、まるでちょっとした、お茶する場所?カフェ?みたいな感覚になっていました。その「居心地の良さ」も、狭いけれど「申し込もう」と決断できた理由でした。
完成売りなので、売り出しているすべてのタイプのお部屋を見せてもらえました。お部屋に案内される際は、手袋などをつけて、「あ〜、ここにいつか、どなたかが住むのね」などと、ちょっとした気持ちの高揚感を味わえ、購入後の生活が、すごくイメージできたのは、とっても楽しかったです。
さて、その時、クリスティーヌは、「狭いお部屋」か、「かなーり狭いお部屋」か、どちらかで悩んでおりました。ま、どっちも狭いことには変わりないんですが、「ふたりで暮らすのに、どこまでの狭さに耐えられるかなあ」などと、真剣に「狭さシミュレーション」をしていたわけです。結果として、「かなーり狭いお部屋」はやめて、「狭いお部屋」に決定し、そのことを営業の方にお伝えしました。
「この部屋、申し込みはすでにほかにも入っていて、抽選になります」
ちょっと安めの価格なので「抽選」になることは、それまでの営業の方とのやりとりで、わかっていたことです。「こちらとしてはどうしようもなく、また、どなたに売るということも決められない」と、営業の方は、本当に恐縮している様子でした。気になる倍率は、「今のところ、3倍です」との回答。すでに、すべてのお部屋も抽選になることは確定していました。クリスティーヌが決断したお部屋も、「今の時点で3倍なので、抽選日までにほかの申し込みが入れば、4倍、5倍になるかもしれません。おそらく倍率はそのぐらいになるでしょう」とのことでした。
そんなやりとりの際でした。
「完成売りって、罪ですよね」
営業の方の口から、心から恐縮、という感じで、そんな言葉が飛び出したんです。
完成売りにもデメリットはある?!
「実は、何度も何度も、この部屋にいらして、もう、完全に、ここが自分の部屋だと思っている方もいらっしゃいます」
「ここ」って、アタシが申し込んでる「この部屋」のこと?と、いきなり「競争相手」をイメージできて、抽選の現実味が増しているクリスティーヌを前に、
「でも、抽選は公明正大ですから」
とおっしゃいます。
「他に案内できるお部屋があれば良いんですが、残っているお部屋も限られていて、すべてのお部屋で抽選となることが決定しているので、営業として、できることがないんです」どうやらその方は、若い女性で、ご家族の方などを連れて何度も何度も訪れ、すっかり「クリスティーヌのお部屋(笑)」での生活を、あれこれイメージしているというのです。
「完成売りじゃなければ、そういうことはないんですけれどねえ」
えっ?
「1年後、2年後に完成するマンションだと、そこまでお部屋での生活をイメージできないので、そんなにまで思い入れる人はいないんですが」
なるほど。
「ここに、あれを置こう、これを置こうって、お話されるんです。抽選がありますとご説明申し上げるのですが、”抽選なら、きっと当たるから”と。もう、ご自分の部屋として、その方の中では、完全にイメージされています。抽選なので、落ちることもあります。その時の、その方のショックを考えると、自分としても、とても複雑な気持ちなんです」
購入後の生活をイメージできることは、完成売りの大きなメリットですが、落ちた時のショックはより大きい・・・、営業の方のお話を聞きながら、そのことを理解できました。
そして迎えた抽選日。
自分が落ちたのを知らされた際、まっさきに気になったのは、自分のことより、その若い女性のことでした。「どなたが当たったかは、お伝えできません」ということで、聞き出すことはできませんでしが、「外れていたら、ショックが大きいだろなあ」と、会ったこともない彼女を、心配してしまいました。
まとめ。クリスティーヌの想い(と、おまけの話)
完成売りは、「購入後の生活をイメージできて、購入する家具などの計画が立てやすい」「すぐに引っ越しできる」などのメリットがありますよね。最も大きなメリットは、「ローン審査から実行までの時間が短い」ことだと考えています。
この先2年間、あるいは3年間、「会社を辞めない、転職しない」という保証はない、というのが今の時代なのではないでしょうか。
ローン審査を受けたらすぐに融資を実行できる完成売りのマンションは、「今の自分の条件でローンを借りておきたい」という人にとって、心強い存在。今後も、その良さを伝えていきたいと思います。
さて。
今日は、抽選に落ちた話に終始してしまいました(笑)ので、おまけとして、クリスティーヌが最近発見?し、わざわざ食べに行くようになったハンバーガー屋を紹介します。
曳舟にある「burger house UZU」(バーガーハウスウズ)です。店の前にはちょっとした屋外テーブル席もあり、コロナ対策的にもバッチリ!です。ポテトも好みです。公式ページはこちら。
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「Weekendクリスティーヌ」は、クリスティーヌが不動産購入(売却)から感じたこと、日々の生活から発見したこと、失敗談から学んだこと、成長?したこと、などなど、機会あれば皆さまとシェアしたいと思っており、「だったら、週末がいいかなあ」と思った次第です。
あくまでクリスティーヌの体験談が中心になる予定であります。ちょっとした息抜きに、どうかおつきあいのほど、よろしくお願いいたします。
・・・皆さまのウィークエンドが、素敵な時間でありますように。住む場所は人生を豊かにする、がモットーの、クリスティーヌより愛をこめて。
(はじめまして、の自己紹介はこちらです)
(息抜き版、もうひとつの自己紹介はこちらです)
こんにちは。
楽しく拝見しました。
私も「抽選になったら外れる部」に所属しております!
ところで、竣工売りのメリットですが、購入者にとって最大のメリットは「物件のデメリットを容認できるか、具体的に確認できる」ことではないかと思います。よく言われるのは道路沿いや線路沿い物件での室内での騒音の程度、日照が不安な物件での日当たり具合や囲まれ感などですね。多分、あまりに当然のことなので、敢えて触れられなかったのかなと思いますが、共感しながら読んでいて、ふと思いついたので、コメントさせていただきました。
読書好きαさま
こんにちは、クリスティーヌです。コメントありがとうございます!
本当に、そうですね!
「物件のデメリットを容認できるか、具体的に確認できる」とは、まさに、どストライクに、竣工売りの「メリット」です。そして、まさにまさに、「道路沿いや線路沿い物件での室内での騒音の程度、日照が不安な物件での日当たり具合や囲まれ感」を確認できるのは、「メリット」ですよね。
それを、的確な文章でコメントしてくださった、「読書好きα」さまに、感謝です。
少し前に書いた「ルフォン上野公園ザ・レジデンス」の線路側の購入に現時点でなかなか踏み切れない人がいるとしたら、電車の音がどれほどするか、を想像しきれない、というポイントがあるでしょうね。でも完成後なら「どのぐらい容認できるか」を確認できます。今回の記事の神保町のマンションでも、「狭さ」をどれだけ容認できるか、何回も通って、一生懸命想像していたあの頃の気持ちを、「読書好きα」さまのコメントを読んで、またまた思い出しました。
・・・「楽しく」読んでくださったとのお言葉、励みになります。
読書好きαさまとは、「抽選になったら外れる部」、本が好き、という共通項があり、嬉しくなってしまいました。
また、お気軽にコメント、よろしくお願いいたします。
クリスティーヌ様
お返事ありがとうございました!
今後もよろしくお願いします。
読書好きαさま
こちらこそ、ありがとうございます!
また、お気軽にコメントくださいませ♪