見よ! あれが、
大阪万博2025が開催される
夢洲(ゆめしま)の地だ!
目次
大阪・夢洲(ゆめしま)へ独り降り立つ1192
「夢洲中央」バス停。『今年、ここのバス停で降りるのは二人目』
と、よほど珍しかったようでガードマンのお父さんから声をかけられました。京都市右京区出身のお父さんは今は大阪市在住。「住めばどこでも都や」とニコっと笑いました。
あっちの橋の手前にIRが・・・とお父さんから説明を受けましたがいまいちピンときません。(右手に建設中の建物は何かわかりませんでした)
遠くにコンテナが見えます。
トラックの大渋滞がおきています。
少し先で事故があったようです。
歩道すら整備されていない道を進みます。靴はドロドロです。橋の向こうの舞洲(まいしま)まで歩いて行ってみようと思いましたが車でしか行けないようです。
横断歩道もない道路。事故現場の前、大型トラックの間をすり抜け道を横断します。
夢洲唯一の商業施設『セブンイレブン』へ。辿り着いた感慨深さは・・ないです。
セブンイレブン駐車場には大型トラックしか停まっていません。
西へ傾きかけた太陽を見ていると、西部開拓者のような気分になってきました。
『夢洲』は、廃棄物の処分場として1977年に整備が始まり、1983年、大阪市は「テクノポート大阪」計画を発表。夢洲・舞洲・咲洲を含む人工島に、先端技術を開発する企業や情報通信企業の誘致、国際交易施設を集めて臨海部に新都心を作る、というもの。『夢洲』には、業務・商業施設や大規模な居住区域を整備する予定でした。しかし90年代前半にバブルが崩壊し開発がストップ。2002年にコンテナターミナルが稼働を開始したもののその他の開発は進まず、いつしか「負の遺産」と呼ばれるようになりました。
バス停に戻ってきました。このバス停付近に『夢洲駅(仮称)』が開設されます。
咲州(さきしま)にある大阪メトロ中央線『コスモスクエア駅』から、海底トンネルをくぐって新駅『夢洲駅(仮称)』がつくられる予定です。現在、夢洲へ行くには車もしくはコスモスクエア駅 or JR桜島駅からのバスで行く事ができます。自転車や歩いては行けません。
『大阪万博開催時』の夢洲(ゆめしま)へのアクセスはこの3つと想定されています。
①コスモスクエアから「夢洲駅(仮称)」まで延伸する大阪メトロ中央線
②JRゆめ咲線「桜島駅」からのシャトルバス
③淀川左岸線を通る主要ターミナル駅からのシャトルバス
地獄の交通渋滞を防ぐため車での『夢洲への乗り入れは禁止』し、舞洲・尼崎・堺に設置される駐車場に停めてシャトルバスの利用を求める計画です。
※さらに『夢洲』に関して知りたい方はこちらもご覧ください!
「夢洲」へ延伸される大阪メトロ中央線『コスモスクエア』駅がある『咲洲』へ
夢洲へ延伸される大阪メトロ中央線『コスモスクエア』駅がある咲洲(さきしま)からみた夢洲。
昨日、南海トラフに関する新聞記事を読んでしまったので、今地震が起こったらどうなるのだろうと最悪のシナリオを想定し、津波にのまれている自分がいました。
「夢洲」と「舞洲」の前を船が通っていきます。世界の7つの海へ通じる大阪湾の海。世界中を放浪するバックパッカーに憧れていた私ですが、まさか20年以上小さな盆地の京都市内を放浪する『旅』にでかけるとは。。。人生とはわからないものです。
また別の船が通り過ぎて行きました。大阪万博2025には1日に最大およそ30万人が来場すると見込まれています。そして2029年開業予定のカジノを含む統合型リゾート施設(IR)は年間来場者数は2000万人予定。それらを起爆剤に関西一帯で様々なビジネスチャンスが生まれるはずです。
『京都』の街しか知らない人生の伸びシロが見えてきた男に、いったい何ができるのだろうか・・・・何をしかける???
こちらが大阪メトロ中央線『コスモスクエア』駅。
駅前には夢洲へ行くバス停があります。2番乗り場です。
時刻表です。私は左の3系統に乗りました。右の4系統の「夢洲ヨコレイ」=「横浜冷凍 夢洲物流センター」の事だと思われます。
駅から降りてくるとまず目に入ったのが
大好きな白いバリケードとマンション看板!
新築分譲マンション『大阪ベイレジデンス』の看板。このバリケードが計画地かと思ったら左手にすでに完成している「即入居可」マンションでした。。しかし、このバリケードもいずれマンションにでもなるのではないでしょうか。となると、より駅近です。
しかし目に優しい価格です。
「大阪出入国在留管理局」の隣に建つのが
『大阪ベイレジデンス/東急不動産・サンケイビル・長谷工コーポレーション・アーク不動産』
マンション前をダンプカーが次々と通り過ぎて行きます。
この『大阪ベイレジデンス』をより詳しく知りたい方はこちらから
『大阪ベイレジデンス』の南には大阪南港エリアの大型複合施設『ATC(アジア太平洋トレードセンター)』。手前にひろがる何かが建設されそうな広大な敷地は駐車場でした。
時間がなかったため『ATC』には立ち寄っていません。
「ATC アジア太平洋トレードセンター」という言葉が謎でしたが、こういう経緯があったのですね。
本来は貿易のためのトレードセンターとして大阪市により総事業費1,465億円で建設された。施設全体が保税地域(総合保税地域)の許可を受けていることから、国内外の大小の卸売業者や貿易業者、専門商社などの企業が入居し、関税を払うことなく世界各国から商品を輸入し、加工・展示・催事・輸入取り扱いの商談・販売などができる拠点となることが期待されていた。また、これらを補佐する各種機関や大小の会議室など「ビジネスサポート機能」も用意された。
しかし、高い賃料や大阪都心からの交通の不便さなどにより、入居企業が相次いで撤退したため、資金繰りが悪化し、経営破綻した。
ウィキペディアより
「コスモスクエア駅」界隈のマンションに関して、今年こんな記事を見つけました。
人気のタワマンが全然売れない…膨れ上がった「不動産バブル」も日銀黒田総裁の辞任で崩壊寸前
・・・・・地方都市も例外ではない。この10年でマンション価格が8割程度上昇してきた大阪市でも、マンションの売れ行きが止まりつつある。市内の不動産仲介業者が現地を案内しながら言う。 「大阪でも湾岸に建てられたマンションから下落が始まっています。この物件を見てください。コスモスクエア駅徒歩2分で、大阪メトロ中央線に乗れば大阪のビジネス街、本町まで14分の好立地です。20階建ての11階部分(約77㎡・築17年)を10ヵ月も前に3480万円で売り出しましたが、当初は内覧の問い合わせすら入りませんでした。今は200万円値引きして、ようやく内覧が少し増えたかなという印象です。まだ売れていません」
不動産バブル崩壊か
普通に考えて最上階でもない築17年のマンションなんて簡単に売れないでしょうし値下がりもするのですが、この10年の上昇相場・売れ行きを経験してしまうと売る側からすると異常事態としてとらえてしまいますよね。仕込む側からすると値下がりはチャンスです。
景気・不景気を繰り返し株は上がったり下がったりを繰り返します。どのタイミングで見るかによってその不動産の価値は変わります。
『大阪ベイレジデンス』の向こうに夢洲が見えました。大阪万博とIR、南海トラフ、このマンションの価値はどこまで上がるのか、下がるのか。
この空撮のような写真は『大阪府咲洲庁舎』(右の建物)の55階『さきしまコスモタワー展望台』から撮影しました。左のビルは「ミズノ本社ビル」です。
天保山大観覧車とUSJが見えます。
そしてビルで霞んだ地平線の向こうに「京都」があります。夢洲(ゆめしま)と京都はどうつながっていくのでしょうか。
京阪ホールディングスの悲願なるか。『夢洲』→『京都』へのアクセスはどうなる?
ここ京都で『京阪電鉄』といえばJR=通勤、阪急=高級感、京阪=庶民的そんなイメージがありました。役者としてもジャニーズとしても成功しきっているのに京阪電鉄の遊園地「ひらかたパーク」の映画パロディポスターを毎度全力で演じ切る岡田准一。地元愛、下町の義理と人情、親しみやすさ、そんなイメージが京阪電鉄にはありました。
それがコロナ前のインバウンド時、京阪電鉄が『世界』に向けて躍動し始めました。
コロナ前、京都で圧倒的なホテル開発をしていました。京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO」が開業したのが2019年1月。
ホテルを併設する大型商業施設『GOOD NATURE STATION』を京都繁華街のど真ん中「四条河原町」に開業させました。2019年12月開業でした。
京阪電鉄は「伏見稲荷大社」「八坂神社」「清水寺」「平安神宮」などの京都の有名な観光地近くに駅を持つ電鉄です。
京阪グループの『京福電車・叡山電鉄』をも含めて見ると「鞍馬」や「嵐山」、そして「琵琶湖」まで行けるではありませんか。画像はhttp://駅周辺散策マップ|おでかけナビ – おけいはん.ねっと
牛若丸が修行した「鞍馬寺」、京都屈指の超パワースポット『鞍馬』まで京阪電鉄の影響力が及びます。
そして京阪ホールディングスの悲願は
『夢洲→京都』をつなぎ京阪電鉄の競争力・存在感を高める事です。
(日本経済新聞2018.12.8によると)
京阪線は京都から大阪の淀屋橋や中之島をつなぐ。大阪中心部を走るとはいえ、商業や交通の中心はキタ(梅田地区)とミナミ(難波・心斎橋地区)。京阪沿線の競争力を高めたいという悲願が、大阪万博の決定で現実を帯びてきた。
万博と並んで命運を握るのはIRだ。IRが大阪に決まった場合、中之島駅止まりの中之島線を大阪メトロ中央線の九条駅まで延伸し、その後JR大阪環状線・桜島線や阪神なんば線の西九条駅まで結ぶ計画だ。実現すれば、夢洲から京都という京阪線を使ったルートが関西観光の定番ルートになる可能性がある
大阪万博と大阪IRによって日本を訪れた旅行者が関西を回遊する(大阪から京都へ)と予想されています。その訪日旅行者の移動手段として「京都エリア」で一番存在感が増す電鉄会社は『京阪電鉄』ではないのか、そんな事をコロナ前、インバウンドで燃え上がる京都で私は思っていました。
しかし、新型コロナの影響もあり鉄道整備計画に暗雲が立ち込めました。あれから、あの夢の続きはどうなったのでしょうか。
ネットをググりましたが現時点での最新情報は
2020年7月の産経新聞
京阪HDは大阪メトロ中央線が通る九条駅まで中之島線を延伸し、大阪メトロとの接続を検討しているが、6月19日開催の株主総会で質問を受けた同社幹部は「IR誘致実現を前提に、事業性を見定めて決定していく」と慎重姿勢を強調した。
さぐりさぐり延伸していく感じでしょうか。これ以降の最新情報をお持ちの方がおられましたらご一報ください。
では、京阪電鉄中之島の延伸が実現すれば注目されるであろう京阪電車の駅を見て行きましょう
京阪中之島線延伸で1192注目の駅
大阪メトロ中央線『九条』駅
京阪中之島線『中之島駅』と接続する可能性がある大阪メトロ中央線『九条駅』。往来の激しい道路の上に駅という殺伐とした印象を受けました。駅前には『日商エステム』の新築分譲マンション建設予定地がありました。
商店街隣接の『ステーションゲートプロジェクト/日商エステム』
もっとこの奥に突き進んでいきたかったのですが、時間がなく断念。
そして、京阪ホールディングスの当初の計画ではこの夢洲へ続く大阪メトロ中央線「九条駅」へ延伸後、
USJユニバーサルスタジオジャパンへつながるJR大阪環状線・ゆめ咲線、阪神なんば線『西九条駅』への延伸計画がありました。
JR西九条駅。
阪神西九条駅。
駅前。
駅前はこの上なくディープな感じがしました。
この刺激的な横丁は訪日旅行者には刺さると思われます。
この下町感溢れる駅に接続できれば『USJユニバーサルスタジオジャパン』はもうすぐそこです。
大阪万博・IR→USJ→京都の黄金ルートは実現可能となるのでしょうか。
地図でまとめると
京阪中之島線『中之島』駅
大阪エリアで私が京都から見て一番注目している駅は、12月にスムラボメンバーと初タワマン見学で訪れた京阪『中之島駅』。『ザ・パークハウス 中之島タワー』からの圧巻の夜景は度肝抜かれました。京都の20階建のタワマンがタワマンでないことを教えられた、これぞタワマンの中のタワマン『ザ・パークハウス 中之島タワー』。京阪中之島線「中之島」駅歩2分の立地。竣工は2017年、55階建、894戸。
今日現時点、最上階が驚愕の価格で売りに出ています! 気になる方はチェック!!
1階にはスーパー『阪急オアシス』。非日常なラグジュアリーさと日常の利便が同居しています。
その規模と能力を持て余していると言われる京阪電鉄中之島線「中之島駅」。
2008(平成20)年の開業以来、利用者数は伸び悩んでおり、開業から現在までほぼ横ばいの状態との事です。
目の前の川は、水が美しい京都「鴨川」のように泳げそうにはありません。
平日10:28の京阪中之島線、電車内の様子です。
この人の少なさは平日だからしょうがないのでしょうか。駅改札外「ぶらり、中之島散策マップ」が寂しげです。
しかし、駅周辺は新たな開発で騒がしくなっています。リーガロイヤルホテルの隣には『NTT都市開発』の敷地。
いったい何が始まるのでしょうか?
(追加記事)
中之島駅前に建つ『リーガロイヤルホテル』に関してこんなニュースが飛び込んできました。
朝日新聞 デジタル2023.1.20配信
大阪のリーガロイヤルホテルの土地・建物を売却 ファンドが大幅改装
大阪の老舗(しにせ)「リーガロイヤルホテル」を運営するロイヤルホテルは20日、大阪市北区の同ホテルの土地と建物を米国の不動産ファンド「ベントール・グリーンオーク・グループ(BGO)」に売却すると発表した。BGOが135億円かけて老朽化した建物を改装し、2025年の大阪・関西万博に備える。
ロイヤルホテルの蔭山秀一社長は会見で「どんどん新しいホテルができ、このままでは大阪・関西万博や(夢洲の)IR(カジノを含む統合型リゾート)のメリットを受けきれない」と話した。 ホテルの運営は、ロイヤルホテルがBGO側から委託され、店舗やサービスは変わらないという。営業しながら、BGOが135億円をかけて改装し、万博の開催前の25年3月に終える予定。BGOはロイヤルホテルの株式を議決権ベースで33%取得し、筆頭株主になる。 約1千の客室と宴会場などは築50年ほど経ち、老朽化している。コロナ禍で利用者が落ち込んだ結果、赤字が続き、改装費用を工面するのが難しかった。売却額は明らかにしていないが、有利子負債322億円を返すなど、大幅に財務体質を改善できるという。東京や京都、福岡などで運営しているリーガロイヤルホテルは、これまで通り運営する。(諏訪和仁)
『なにわ筋』まで出るとあのクレーンが何を建てようとしているのかわかりませんが足元では「梅田」方面から新たにつながる関西高速鉄道『なにわ筋線/中之島駅』が工事中です。
『なにわ筋線/中之島駅』が開通すれば『関西国際空港』から1回の乗り継ぎで、京都の宇治や伏見稲荷など京阪沿線の観光スポットへ行けるようになるのです!!
『関西国際空港』ってこんなに南にあるのですね。
『なにわ筋』の西側には長いバリケードが、何が建つの?
中之島に新たな開発の波が押し寄せております!
(追加記事)
日本経済新聞 2023.1.18
中之島開発 人呼び込め
関電不動産が注力
新線にらみ複合施設など
関電不動産が所有するのは、中之島5丁目にある市立扇町高校の跡地を含む7000㎡の土地だ。具体的な開発計画は23年以降に詰めるが、藤野研一社長は「オフィスも商業施設の需要もある」と指摘。周辺の地権者とも共同で一体開発に乗り出す可能性もある。
藤野社長は「大阪が関西の中心になるには御堂筋などの『南北軸』だけでは弱い。中之島を中心に夢洲(ゆめしま)から京橋や森ノ宮を結ぶ『東西軸』もあわせて発展させるべきだ」と強調する。
5丁目に完成する新駅「中之島駅」は京阪の中之島線と接続するとみられ、北は梅田、南は難波、さらには関西国際空港へつながる交通インフラが完成する。
関電不動産開発は関電の本店が立地する中之島の活性化に向け、こららの周辺開発に400億円を投じる計画で、5丁目の再開発を含めるとさらに上積みされる。
関電不動産開発は親会社が電力事業で苦戦するなか、持続的に利益を生み出している。関西電力の22年4〜9月の連結決算をセグメント別で見ると、主力の電力をはじめ多くの事業の利益が減益するなか、関電不動産開発を含む不動産関連事業は119億円と同34%伸びた。
あのバリケードは関電不動産開発だったのです。
ここからは京都の駅です。
京阪本線『三条』駅
京阪三条駅のポスター。琵琶湖疏水沿線における数々のロケ撮影経験を持つ“2時間ドラマの帝王”と呼ばれる俳優・船越英一郎が疏水の魅力に迫るキャンペーンを展開中です。
まずは位置関係を把握しましょう
改修中の三条大橋、東西に伸びる三条通の向こう(東に)
京阪電車「三条」駅
「高山彦九郎 皇居望拝之像(通称:土下座像)」の後ろに広がる
広大な駐車場の敷地、京阪ホールディングスが所有しています。
2016年までは低層商業施設『KYOUEN』がここにありました。駐車場の南側には
廃校となっている有済小学校 跡地
コロナ前の2017年、京都で天下をとる勢いだった京阪ホールディングスが京阪「三条」駅前のガレージと小学校跡地でこんな計画を考えていました。
京都・三条駅前に京文化体験施設 京阪HDが再開発方針、観光誘致で再活性化へ
京阪ホールディングスが京阪本線・鴨東(おうとう)線三条駅(京都市東山区)の駅前再開発に乗り出すことが7日、分かった。自社の所有地と、地元小学校跡地を合わせた1万3千平方メートルの敷地に、京都の伝統文化を体験できる観光施設などを建設する方針。年明け以降に京都市との協議を本格化させ、早期の事業化を目指す。(織田淳嗣、石川有紀)
駅前の魅力創出が課題
体験型の映像装置を取り入れた劇場などを作って観光客を呼び込む考えで、投資規模は数百億円にのぼるとみられる。
三条駅は大正4(1915)年に開業。鴨川沿いに位置し、かつては京都の玄関口の一つとして親しまれた。ただ昭和62年に地下化され、地上施設は規模を縮小。駅前の新たな魅力創出が課題となっていた。
文化財「太鼓望楼」は保存へ
京阪HDは駅前の商業施設を昨年5月に閉鎖し、現在は駐車場になっている。この約6500平方メートルに加え、平成16年に閉鎖された京都市立有済小学校の跡地約6500平方メートルなどを一体開発する構想だ。
同小学校の校舎は取り壊すが、屋上に保存されている太鼓を叩いて時刻を知らせる明治期の「太鼓望楼」(国登録有形文化財)は、再開発施設に移設、展示される見通しだ。
2017.12.8 06:30 産経WESTより
・・・・夢の続きは再び始まるのでしょうか。
地下鉄「三条」駅前には
篠田屋
昭和のあの頃に戻れるお店です。
中華そば。
そして東に、どこか古ぼけたひなびた印象だった修学旅行生御用達『いろは旅館』は外資系ホテルに生まれ変わりました。コロナ禍が影響したのかホテルの名前が変わりました。
今はシンガポールに拠点を置き高級ホテルを展開するバンヤ・ツリーグループとなりました。
ホテルの東には更地が残ったままで、『味の店 伏見』という伝説的な居酒屋が入っていた建物のみがバリケードに囲まれたまま、いまだに残っています。
駅前なのに長らく更地があり、どこか京都駅東と同じポテンシャルを感じさせてくれます。
南には市営住宅が広がっています。さらに市営住宅の南は祇園です。
三条通を東に、これまたポテンシャル抜群の『古川町商店街』。
幻想的な風船が独特な浮遊感を演出しています。
商店街を南に抜ければ八坂神社に
知恩院
祇園へ
商店街を北に抜ければ
左京区の平安神宮に
少し歩けば南禅寺。
そんな有名観光地への動線ながら、このひっそり感がさらに爆発力を感じさせてくれます。
三条通には新たなホテル計画が見受けられます。こちらは『第一リアルター』によるホテル開発。
三条神宮道には2022年7月開業した「京都東急ホテル東山」。
全客室168室のうち25室は、東急不動産が展開する東急ハーヴェストクラブが、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ京都東山 In THE HOTEL HIGASHIYAMA」として提供しています。
これからの三条通の変貌にご期待ください。
おっと、スムラボなんで、マンション計画のご案内を・・・
京阪本線「三条」駅に最寄りの新築分譲マンション計画は「京阪電鉄不動産」のマンションがあればベストだったのですが『阪急阪神不動産』のマンション計画ならあります。京阪本線「三条」駅からは徒歩約3分。京都市役所の近く、
『河原町御池』交差点の東、「ホテルオークラ京都」前。
地下鉄東西線「京都市役所前」駅歩10mという立地。
『阪急不動産の新築マンション建設予定地』
駅出口から約10mほど、末恐ろしい価格になりそうです。
11階建、70戸です。
京阪本線『中書島』駅
京阪の本線と宇治線の乗り換え駅であり、特急の停車駅にもなっています。位置関係はこちらをご覧ください。
宇治線に乗り換えれば宇治市にある世界遺産「平等院」に向かえます。
中書島駅には『坂本龍馬』がいます。
駅前の枯れた味わいのメインストリート。『新地湯』がまた良い味を出しています。アフターコロナの訪日旅行者はよりディープな京都、観光地化されていない京都を求めやってくるのではないかと密かに思っています。
昔は遊郭があったらしくその名残か、渋いスナックが多く見受けられます。
そして『竜馬通り』、こちらを進めば活気ある「伏見大手筋商店街」につながります。
近くには『寺田屋』。こちらで坂本龍馬が襲撃されました。
周辺には酒蔵が。
近辺の新築分譲マンションとして
大手筋商店街近くに
『東急不動産のブランズ』1・2階に商業施設が入る「(仮称)伏見区御堂前町計画」。
『レ・ジェイド伏見桃山/日本エスコン』
京阪「丹波橋」駅から徒歩12分。と、若干駅から距離があります。
この『レ・ジェイド伏見桃山』をより詳しく知りたい方はこちらから
京阪本線『淀』駅
『京都競馬場』で有名な京阪「淀」駅。駅前にあるスーパー「ツジトミ」は昨年10月1日に破産しました。
駅前の商店街はこれまた風情があります。
JRAは2008年から外国人観光客の誘致事業を始めています。IRカジノからの競馬場なんていう黄金ルートが生まれればこの商店街は・・・
京阪本線『橋本』駅
大阪側から見て『京都府内で最初の駅』になります。駅前のこの道の狭さが開発されきってない歴史を物語っています。駅前に広がる敷地。
京阪グループがこの敷地に最大15階建ての計4棟のマンションを建てる計画があります。住居のほか、診療所や高齢者福祉施設なども整備予定です。
おわり
[スムラボ編集部より] 本ブログ記事の情報は投稿日時点のものです。現在の販売情報はLifull Homesをご参照下さい。
記事に出てきた物件の掲示板
- ザ・パークハウス 中之島タワー(検討スレ) | (住民スレ) | (まとめ) | (スムラボ) | (スムレビ)
- 大阪ベイレジデンス(検討スレ) | (住民スレ) | (まとめ) | (スムラボ)
- レ・ジェイド伏見桃山(検討スレ) | (まとめ)
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