目次
プロローグ
先日、仕事コロナで大きな打撃を受けたというイメージの強いハワイですが、
実は、観光客数年間1,000万人という過去最高を記録した2019年と同水準まで回復しています!
コロナによって観光客数が激減したことによって、全米ベストビーチNo1を獲得したこともある、人気のビーチ「ハナウマ湾」では海水透明度はコロナ前に比べて60%も改善したり、サンゴの生態系も回復していたりするようですが、そんなものには目もくれず、ハワイ滞在中はタワーマンションの見学とグルメだけを堪能して帰ってきました。
「ダイヤモンドヘッドぐらい登ってみるか?」
と思っていましたが、知らない間に「入山予約制」が導入されていて、予約していない私は登ることができず・・・
さて、ということで
今回も番外編!ハワイで超人気の15棟のタワーマンションで構成される「ワードビレッジ」。
その中でも、来年2月からいよいよ販売が開始する注目プロジェクト
「The Launiu ward village(以下、ラウニウ)」についてご紹介させていただきます!
先ずは、ハワイに関する基本知識を
日本から直線距離にして6,600km。
関西国際空港からだと8時間程度、羽田空港からだと7時間半程度で到着する距離感の場所に位置しています。
そこまで遠くはありませんが、決して近くもない距離ですね。
飛行機の料金もそれなりに高くて、
現在の相場で、往復で約10万円程必要となります。
なお、既にコロナによる渡航制限は解除されているので、ワクチン未接種でも普通に渡航することができます。
ハワイは上記の8つの島と100以上の小島で構成されていますが、
観光地としても人気で且つ超高層マンションが最も多い、ホノルルやワイキキがあるのは「オアフ島」です!
なお、先日大規模な火災が発生したのは「マウイ島」です。
ハワイ州全体の人口の70%が住んでいる「オアフ島」は上記のように5つのエリアに大別することができます。
ホノルルは「これぞハワイ!」という定番の観光スポット。
ハレクラニ、シェラトン、ヒルトン、ハイアット、ロイヤルハワイアンなど有名ホテルが揃っていて超高層建築物が立ち並んでいます。
Googel Earthで見ると分かり易いですが、特にワイキキは超高層建築物が非常に多いですね。
ワイキキの西側は、アラモアナショッピングセンターでお馴染みの「アラモアナ」
その西隣が今回pick upする「カカアコ」ですが、近年は大規模再開発が進んでおり、オアフ島の中でも特に注目度の高いエリアです!
ハワイの鉄道開通計画
忘れてはいけない情報として、なんと今年7月、ついにハワイ初となる本格的な鉄道の運行がスタートしました!
今回の開通エリアは「イーストカポレイ」~「アロハスタジアム」までとなりますが、2025年までには空港を含む更に4駅、2031年までにさらにダウンタウンを含む6駅の開通が予定されています。
今回ご紹介する「ワードビレッジ」ですが、上記沿線MAPでいうと右から2つ目の「Kukuluaeo(KAKAAKO)」に位置しています。
将来的には鉄道がマンションの直ぐ隣まで開通する可能性がありますが、現状はまだ未定となっているようです。
ハワイの不動産相場の変遷
ハワイの不動産価格と言えば、多少のアップダウンはあれども、リーマンショックやコロナショックを経ても、長い目でみれば価格は上昇を続けています。
その資産の安定性がハワイ不動産の最も大きな魅力です。
さて、その具体的な事例として、コンドミニアムの中央値の推移をご覧ください。
では、ハワイ不動産の価値が安定している理由を2つ、簡単ではありますが解説させていただきます。
開発可能な土地が少ない
ハワイは火山の噴火によってできた島であるため、不動産開発が可能な平地が非常に少ないです。オアフ島の面積は約1,550k㎡ですが、
「大阪府 = 1,899k㎡」「東京都 = 2,194k㎡」と大阪や東京よりやや小さいくらいの大きさです。
その内、開発済みの土地は25%程度しかなく、その他は「軍用地」「農地」「山林」となっています。
このようにそもそも不動産開発が出来る土地が少なく、
また、その中でも特に富裕層に人気の高いエリアはごく一部となるため、不動産の価値が維持されやすいという傾向が見られます。
富裕層に人気が高い
コロナ前は年間1,000万人もの観光客が訪れていたハワイは、富裕層に人気が高いという特徴があります。そのため、既に不動産の相場は、地元民には買えないほど高騰していることが社会問題になっていますが、それはまた別のお話。
リーマンショックが起こった2008年には僅かに不動産価格は下落したものの、アメリカ本土に比べると僅かな変化に留まりました。
その理由として市場規模が小さく、購入者は海外富裕層が中心であるため現金購入が多い点が挙げられます。
サブプライムローンを利用した購入者が多ければ、売りが殺到するという事態が起こり、もう少し相場は下落していたかもしれません。
そういった点も、ハワイ不動産の価値の安定性の一つの要因となっています。
ワードビレッジとは?
さて、ではそろそろ本題に。WARD VILLAGE(ワードビレッジ)は「ザ・ハワードヒューズ・コーポレーション」が手掛ける、7万坪を舞台に行われる大規模な都市開発計画。
全15棟のタワーマンションで構成される本プロジェクトは、既に10棟目までの分譲がスタートしており、来年2月に11棟目がスタート!
<1棟目> ワイエア
2016年11月竣工/36階建/171戸
<2棟目> アナハ
2017年11月竣工/38階建/311戸
<3棟目> アエオ
2017年12月竣工/38階建/466戸
<4棟目> ケキロハナ
2019年5月竣工/43階建/424戸
※リザーブドハウジング
<5棟目> アアリイ
2021年10月竣工/42階建/751戸
※150戸はリザーブドハウジング
<6棟目> コウラ
2022年9月竣工/41階建/565戸
<7棟目> ヴィクトリアプレイス
2023年竣工予定/40階建/350戸
<8棟目> ザ・パークワードビレッジ
2025年竣工予定/41階建/545戸
<9棟目> ウラナ
2025年竣工予定/41階建/697戸
※リザーブドハウジング
<10棟目> カラエ
2026年竣工予定/38階建/330戸
このような順でプロジェクトは進行していて、いよいよプロジェクトも終盤戦へ突入!
11棟目となる「ラウニウ」です。
総戸数は486戸、地上40階建で、人気の高いオーシャンフロント1列目!
ワードビレッジは海に近い列から高額で、山側に行くほど価格が安くなる傾向があるため、今回の「ラウニウ」はヴィクトリアプレイスやワイエアのような高額になると予想されています!
いよいよ本題「ラウニウ」についてご紹介
<地上40階建>
・2階~6階部分までの「ポディウム棟」
・8階~40階部分の「タワー棟」
※1階部分は商業施設、7階部分には共用部が入るとのこと
<総戸数486戸>
・スタジオ(ワンルーム)/141戸
・1ベッドルーム/140戸
・2ベッドルーム/140戸
・3ベッドルーム/65戸
<ポディウム棟>
スタジオ(ワンルーム)タイプで最低価格710万ドル(約1億500万円)から740万ドル(約1億1,000万円)前後を予定。
※坪単価に換算すると約816万円/坪~約855万円/坪になります。
図面データが手元にないので、パワポで簡単な各階平面図を作成してみました。
2階~6階の低層棟はこのようなカタチで角住戸以外はスタジオタイプ。
価格を1億円程度に抑えて、セカンドハウスニーズを拾うのが狙いでしょうか。
<タワー棟>
・スタジオで約710万ドル(約1億500万円)から
・1ベッドルーム約1,000万ドル(約1億4,900万円)から
・2ベッドルームで約1,700万ドル(約2億5,000万円)から
・3ベッドルームで約3,500万ドル(約5億2,000万円)から
ちょっと記憶が曖昧なので、ざっくりとした参考値としてご参照ください。
眺望の良い東向き(ダイヤモンドヘッド向き)には2BED~3BEDの部屋を中心に配置。
なお、ポイントは東向きのみ「バルコニー付き」である点です!
実は、ワードビレッジの大半の住戸にはバルコニーが存在しません。
例えば、過去に分譲されて物件の各階平面図を見てみましょう。
このような感じで、全然バルコニーが付いていません。
その理由としては
などが挙げられるようです。
その代わり、ガラス面が多く眺望が良い点がメリットではありますが、やはりバルコニーが欲しいという声は多いらしい・・・。
また、バルコニーが無いかわりに「ジュリエットバルコニー」というお洒落な名前の設備を設置していることが多いです。
上記写真のような「下部はFIX窓で、上部のみ開平できるようなサッシ」のことをジュリエットバルコニーと呼ぶようです。
なんというか「下部FIX窓」ですが、それを「ジュリエット」と呼ぶだけでお洒落な仕様に見えてしまうから不思議なもんです。
最も注目すべきプランは?
ズバリ!本プロジェクトでは「オーシャンview」&「ダイヤモンドヘッドview」が楽しめる、タワー棟の「東南角住戸」が最注目です!
恐らく、その部屋と思われるプランのCGパースが公開されていましたが、このように「これぞ、ハワイ!」という眺望を楽しむことが出来るお部屋です!
※ダイヤモンドヘッドも綺麗に眺められますね☆
残念ながらまだ間取り図面は手元にないのですが、ハワイでは希少な「3ベッドルーム」でラナイ(バルコニー)付きのお部屋です。
面積は「1,677sf(約155.80㎡)」となります。
販売価格は概ね400万ドル(約6億円)~と聞いていますので、坪単価に換算すると1,270万円~ということになります。
「sf」は、ハワイだけではなく、カナダやイギリスでも採用されているようです。
※1sf = 0.1225㎡
ラウニウの購入方法について
現在は個別の事前説明会を開催しているだけの状態で、HPも図面もCGパースもまだ殆ど完成しておらず、来年の販売に向けて準備中という状況です。日本では東京の六本木に「ワードビレッジジャパンギャラリー」が用意されているため、そこで個別に説明を受けることが出来るのではないかと思います。
※大阪にはギャラリーが存在しないですが、関西でもとある仲介会社さんがこちらの物件の案内を始めるとの噂を聞いています。
【ギャラリーの場所はコチラです】
東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス202 107-0052
営業時間:10:00~17:00(毎週月曜定休日)
なお、手付金は販売価格の20%で、決済時に残りの80%を支払うような流れになります。
建物が完成するまでの間で「円高」に振れたタイミングを逃さずにドルに交換しておくことが重要になりそうですね。
あとがき
日本人に人気のハワイですが、ここワードビレッジは特に日本人に人気です!7投目に分譲されたオーシャンフロント1列目の「ヴィクトリアプレイス」は僅か6ヶ月で完売!!
今回ご紹介した「ラウニウ」の一つ前に分譲された「カラエ」も同様に順調に販売は進んでいて、残りは僅かとのこと。
なお、約30%は日本人が購入したそうです。
現地の方曰く、
ハワイは浮浪者が多いこともあり、若干街の治安に不安があるエリアです。
カカアコエリアは比較的安全な地域らしいですが、不安が完全に払拭できるという訳ではありません。
しかし、ワードビレッジはその敷地内を警備員が巡回しており、セキュリティが保たれています。
また「全てのものが手に入る街」として、その敷地内に「スーパー」「ショップ」「レストラン」「カフェ」「映画館」「公園」「ビーチ」などが併設されています。
有名な「アラモアナショッピングセンター」も徒歩約10分程度の距離にあり、地元住民はもちろん、観光客やセカンドハウス利用などあらゆるニーズを満たすことが出来ることが、日本人から高い人気を得ている理由であると考えられます。
そして日本と大きく異なる点として「公平な抽選が行われない」ということが挙げられます。
同一住戸に複数の登録が入った場合は、
抽選ではなく「誰に売るかを売主の独断で決める」ことになるのです。
過去にワードビレッジを買った方や信用力の高い方が優先されるという噂ですが、真相は分かりません。
ということなので、買いたくても買えないかもしれませんが・・・引続き注目していこうと思います!
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。
また、次回の記事もお楽しみに!
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