目次
はじめに
こんにちはーひろしです!番外編です。今回は初登場の「妻:ひろみ(毒舌)」と一緒に広島市のハザードマップを見ていきながら、ひろしが新築マンションのレビューでハザードマップに触れない理由について説明します。
広島市のハザードマップを見てみよう!
ひろし「皆さん住まいを選ぶに当たって自治体が作成したハザードマップを見ることはありますか?災害大国である日本に住む以上、気にするのは当然ですよね。」ひろみ「ひろし君、当然とか言ってるけど、新築マンションレビューでハザードマップに全く触れてないよね?2LDKさんや関西マンションすごろくさんの記事にはちゃんと書いてあるよ?
ひろし「ひろみさん!みなまで言うな、俺もわかっているんだよハザードマップの重要性は
じゃあ今回は広島市のハザードマップを一緒に見てみよう!きっとなぜひろしがハザードマップに触れないかわかるはずさ。
対象は広島市の新築マンション供給が盛んな地域だよ。」
浸水想定区域
まず、各種浸水想定区域から見ていきます。洪水浸水想定区域
最初に洪水浸水想定区域です。洪水浸水想定区域とは、「想定し得る最大規模の降雨」により対象の河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域として指定したものです。先週起こったような豪雨災害の際に気にする必要がある区域はこちらですね。
広島市中心部は上流に太田川があり下流で分かれた6本の川に囲まれています。
それ故に以下のように、広い範囲で洪水浸水想定区域が広がっています。
高潮浸水想定区域
次に高潮浸水想定区域です。高潮浸水想定区域は、想定最大規模の高潮を前提として、浸水が想定される区域を示すものです。台風の際の浸水リスクがこちらです。
広島市は先に述べた6本の川が瀬戸内海に注いでいますので、南側の沿岸部を中心に広い範囲で高潮浸水想定区域が広がっています。
津波浸水想定区域
次に津波浸水想定区域です。津波浸水想定区域は、最大クラスの津波があった場合に想定される浸水の区域・水深のことです。地震の際の浸水リスクがこちらです。
広島市は先に述べたとおり、6本の川が南の瀬戸内海に注いでいますので、河川の周辺・沿岸部共に広い範囲で津波の被害が想定されます。
浸水想定区域を確認してみて分かったこと
ひろみ「ひろし君、よくわかったわ。広島市中心部の線路(山陽本線)より南側は海と川に囲まれてるからどこにいても浸水被害が想定されるのね。ということは、広島市民は沿岸部と川から離れて地図の北側に住むべきなんじゃない?」
ひろし「ひろみさん、結論を出すのはまだ早いよ。防災情報マップには土砂災害の警戒区域も載っているから、次はそれを見てみようか。」
土砂災害警戒区域
ということで、土砂災害警戒区域です。土砂災害警戒区域には土砂災害が発生した場合に、住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められる区域土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)と土砂災害が発生した場合に、建築物の損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)の2つがあるよ。
広島中心部の線路(山陽本線)より北側は山に囲まれていて、土砂災害警戒区域が広い範囲に広がっています。南側にも比治山や黄金山などの山の近くに土砂災害警戒区域が広がっています。
広島市防災情報マップを確認してみて分かったこと
ひろみ「広島市中心部の線路(山陽本線)より南側は浸水想定区域、北側は土砂災害警戒区域に囲まれてる・・・。ひろし君これって・・・。」ひろし「気づいてしまったようだね、最後にすべての災害想定区域を重ね合わせた防災情報マップを見てみようか。」
_人人人人人人人人人人人人人_
> 広島市民に逃げ場なし! <
> どうあがいても絶望! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ひろみ「そんな・・・。待ってひろし君!防災情報マップのこの辺りは色がついていないわ!!安全なんじゃない?」
ひろし「ほんとだ、すごい!流石ひろみさん!拡大してみてみよう!」
_人人人人人人_
> 広島城跡 <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄
ひろし&ひろみ「お城ってすごいね!」
ひろし「はい、オチがついたところで、今後も、毎月3回、10日・20日・30日に広島市内の新築分譲マンションのレビューを中心に・・・」
ひろみ「こんなんで終われるかー!!!!」
ひろし「うん・・・そうだね。ちゃんとまとめます。」
まとめ
見ていただいたとおり、広島市中心部に災害想定区域から外れた場所はほとんどありません。これが新築マンションレビュー記事でひろしがハザードマップに触れない理由です。毎回同じような事書いてもしょうがないですし、リスクのない土地がほぼないので。ですが、これを理由に住んでいる土地を離れるということは中々難しいです。ひろし・ひろみ夫妻がそうであるように、家族の事情・仕事の事情・通学の事情等、各々に様々な事情がありその土地を離れられないという方がほとんどでしょう。
そういった中で、今回ひろしが言いたかったことは、広島市内に住むなら・住まないといけない事情があるなら
_人人人人人人人人人人人人人人_
> 合理的に考えてマンション <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ということです。
広島市の新築マンションが供給されている地域で土砂災害の警戒区域はほとんどありません。
浸水の想定は酷いところでも2mから5mです。戸建てであれば1階部分が水に浸かってしまいますが、マンションなら3階以上が水に浸かることはありませんので、命の危険を伴う事態があったり、専有部である自分達の部屋や家財が被害に合うことは考えにくいです。もちろん低い場所にある機械設備は故障してしまいますが、それらも共用部の保険が利用できますし、万が一保険が効かなくても区分所有者全員での負担になるのでスケールメリットが効きますし、修理などの対応も管理会社と管理組合がしてくれます。
つまり、広島市内に住むならマンションがオススメです!新築マンション買う人はひろしのレビュー記事を見てね!
さいごに
番外編「ひろしがハザードマップに触れない理由(広島市民に逃げ場なし)」いかがでしたでしょうか?今回は記事を作成する過程でどうしても誰かとの掛け合いが必要になり、急遽「妻:ひろみ(毒舌)」が登場する運びになりました。
今後も掛け合いが必要になったら妻に登場してもらうことになりそうです。(笑)
話は変わりまして、災害といいますと先週(8/12-15)も広島県は豪雨により各地で大きな被害がでました。
昨今の広島県は以下のURLにあるように、過去に例のないような豪雨に見舞われ、各地で土砂災害や浸水の被害がでています。
先週の豪雨により特に大きな被害を受けた広島市西区田方の様子は連日各種地元メディアで報道されました。
周りの道路や車が土砂で埋まる凄惨な状況の中、真裏の山で土砂崩れが起きたにも拘わらず平然と構える「ダイアパレスウエストシティ四季の杜」の姿にひろしは神々しさすら感じました。
最後になりますが、まとめの章でも触れたとおり、マンションの3階以上に住んでいれば、命の危険を伴う事態があったり、専有部である自分達の部屋や家財が被害に合うことは考えにくいです。近年の異常気象には過去の常識は通用しません。
「広島市内に住むなら合理的に考えてマンション!」
これは教訓としてこのブログで呼びかけていきます。
今後も、毎月3回、10日・20日・30日に広島市内の新築分譲マンションのレビューを中心に今回のような番外編をまじえつつ投稿を続けていきますので、よろしければ引き続きご覧ください。
Twitterもやっておりますのでよろしければフォローをお願いします!
ひろし
はじめまして。
スムラボの都内の記事に偶にコメントさせていただいている者です。
全く地縁などないのですが、最後のダイアパレスウエストシティ四季の杜の存在感が衝撃的だったのでコメントさせていただきました。いわゆるエリアNO1マンションなのでしょうか。高台立地に見えるので中層階でも眺望も抜けてきそうです。
広島市では合理的に考えてマンションというのがよく理解できる写真でした。それにしても先週の雨は大変でしたね。
今後ともブログ楽しみにしております。
ロマンスの神様さん
いつもスムラボにコメントいただきありがとうございます。
先週の大雨は過去に例のない規模でした。昨日はようやく晴れ間も見えましたが、降り続いた雨で地盤が相当緩んでおり未だに油断できない状況です。
ダイアパレスウエストシティ四季の社は写真で見える狭い範囲ではエリアNo1と言えそうです。ただ、利便性の悪い立地なのであまり資産価値の高い物件とは言えそうにないです。たしかに眺望は抜け感があってかなり良さそうですね。
連日報道される土砂災害現場に映るこのマンションの存在感に感銘を受けたので記事で紹介させていただきました。
今後とも首都圏の記事とあわせて見ていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ハザードマップを見る感じ、向洋新町あたりも大丈夫そうですね。